連載小説
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傷ついたガラス玉に価値を取り戻すには
僕は、山本 薫

薫「せめて奴らのサンドバッグになるくらいなら…」

とりあえず友人の親に証拠は渡した、後は…

薫「…」

そのまま落下し墓地に落ちる

薫「…」

そのまま墓地にあった卒塔婆が僕の身体を突き抜ける

薫「…」

そのまま意識が薄れていく…まあ自殺な以上天国には行けないだろう…
























薫「…」

傷がない、恐らくここは死者の世界だろう…

薫「…」

そのまま裁きを待つために座る

???『貴方は…?』

そこに居たのは青白い肌の美女だった

薫「質問を質問で返すのがよくないことだとわかってるけど、ここは死後の世界?」

???『えぇ…人間がここに来たということは…』

薫「ということは、ざまあみろ…」

久々に笑った気がする

???『!!』

薫「奴らもこれでおわりだ…」

きっと歪んだ笑みなのだろう、だが笑わずに居られない

???『私は、ここの責任者の魔物です』

薫「魔物…確かとなり町に来てたな…」

???『なるほど…』

薫「??」

そのまま抱き抱えられ、彼女は泣いている

???『間に合わなかったのですね…』

薫「いや、これで良いんだよ」

???『!?』

薫「奴らをこれで破滅させられる。命を賭して奴らを破滅させられるなら死んだのも意味があったというものだよ」

???『!!』

抱き抱える力が強まる

???『貴方に、いったいなにが…』

薫「それを知ったところで、何ももう変わらないと思う」

???『なるほど…』

薫「過去を掘り返したところで、何も生まれないよ」

???『記憶を、見せてもらいますね…』

彼女の手は、なにか爪の形をしたオーラのようなものが見える。それを僕の額から頭の前部分を持つようにしている

???『!!!!!!』

薫「ね?過去を掘り返したところで何も生まれないよ」

???『なんでこんなことが出来るの!?』

薫「知らないよ…僕に聞いてもわかるわけないと思う」

???『…』

僕は母の再婚相手のサンドバッグ扱いで殴られ、蹴られ、母親も母親で僕より相手をとったらしく助けはしなかった。それだけならまだしも隠蔽に協力して3日間押し入れに閉じ込めたりしている地点でもう見限った

???『…』

そのまま彼女は僕を抱き抱えている

???『とりあえず、私の家に…』

彼女に着いていくと、城があった

薫「お姫様かなにか!?」

???『この地の人々は、私を女王と呼びますわね』

薫「なるほど…」

???『私の招いた客人として貴方は堂々としていて良いのですよ?』

薫「…」





















何故か彼女の寝室にいる

???『私は、レイナと言います。ワイトと言う魔物です』

薫「山本、薫です」

レイナ『貴方には、私の夫になってもらいますわ…💜』

薫「…は?」

レイナ『魔界でも屈指の当たる占い師に、この地の外れで出会える男が私の夫になる人。そう予言されたので…💜』

薫「そんなので決めて良いのか…?これ」

レイナ『大丈夫、貴方は私の好みの精を持っています💜』

薫「あ、それなら貴方にとっては安心なのかも」

レイナ『なら、まずは身体を洗って食事ですわね…💜』

そう言うと浴室につれていかれる

レイナ『使い方は解りますか?』

薫「大丈夫です」

シャワーで身体を洗うと食事が用意されていた

レイナ『さぁ、遠慮なく食べなさい♪おかわりもありますわよ…💜』

薫「!!!!」

例え彼女に吸い殺されても良い、僕に、僕に…

レイナ『…💜』

久々にうごくのも苦しくなるほど食べた…

薫「ふう…」

レイナ『ふふ…💜味はどうでしたか?』

薫「久々にこんなに腹一杯食べたよ、こんなに美味しいもの食べたことない…」

レイナ『作ったものとして本当に…💜』

薫「女王でも料理するんだ…」

レイナ『もちろん💜』

生まれてから15年と少し、こんなに美味しいものをはじめて食べた

薫「美味しかった」

レイナ『なら、眠りなさい…💜ここは安全ですから…💜』

薫「うん…」

それから悪夢を見ることもなく眠り続けた











薫「ん…」

レイナ『ふふ…💜おはよう…💜』

薫「女王さま…」

レイナ『だからそんなに畏まらなくても…』

薫「ありがとう…ございます…」

レイナ『??』

薫「貴方になら、殺されてもいいです…」

レイナ『これは…』


彼女の眼の色が一瞬変化した

レイナ『その言葉、偽りはありませんわね?』

薫「はい」

するとレイナは僕をそのまま仰向けに寝かせ直す

薫「…」

覚悟を決める、彼女になら殺されてもかまわない

レイナ『…💜』

すると、僕の服を脱がせ抱き締めたかと思うと息さえ苦しいほどに激しく舌を絡めるキスをされた

薫「んんんん!!!!」

レイナ『んん…💜💜』

僕の男性器は痛いほどに膨らんでいた

レイナ『ふふ…💜💜』

薫「はぁ…はぁ…」

レイナ『なら、人間として完全に殺してあげますわ…💜💜💜』

レイナは僕に跨がると一気に腰を落とした

薫「!!!!!!」

凄まじい快楽に意識が飛ぶ











薫「んぅ…あぁぁぁぁぁぁぁ!?」

目を覚ましたと共にまた凄まじい快楽が襲いかかってくる

レイナ『ふふ…💜』

薫「ぁぇぇぇぇ…」

レイナ『遠慮せずに出してくださいね…💜』

僕の頭より大きく柔らかい胸に頭を挟まれ、僕は命さえ捧げるように精を吐き出していく…





















レイナ『目が覚めましたか?』

薫「あれ?消えてない?」

レイナ『人間の貴方は、私が殺しました💜今の貴方はインキュバス。魔物の伴侶としての存在ですわ…💜』

薫「つまり?」

レイナ『貴方は生まれ変わりました、新しい人生を楽しみましょう…💜💜』

するとレイナは先ほど僕の頭を挟んでいた胸を口に押し付けてきた

薫「んんぅ!!」

レイナ『さぁ…💜私の魔力と想いたっぷりのおっぱいミルクを飲んでもっともっと楽しみましょう…💜💜💜』

薫「んんんぅ!!」

彼女のミルクは、極上の飲み物に思える…

レイナ『ふふ…💜一生懸命に吸い付いて…💜お腹一杯になるまで飲んでくださいね…💜💜』

薫「!!!!」

何度も来るが慣れることがなく凄まじい快楽に腰が跳ねる

レイナ『んんん…💜💜すてきですわぁ…💜💜💜』

突き上げる形になり彼女に注ぎ込むと同時にまた締め付けが強まる

薫「!!!!!!」

レイナ『んんんんぁぁぁぁぁぁ💜💜💜💜💜』






















あれからレイナとずっと繋がっている

レイナ『そうですわ💜もっともっと私を求めてください…💜💜💜💜』

薫「!!!!」

レイナ『ふふ…💜💜』

薫「レイ…ナ…」

レイナ『どうしました?』

薫「欲しいなら…いくらでも僕の精をあげるから…どこにも行かないで…」

レイナ『ふふ…💜行きませんわ…💜私は貴方の妻ですもの…💜どこかに行くとしても貴方は連れていきます💜💜』

薫「…♪」

レイナ『…💜』

薫「うん…」

レイナ『ふふ…💜💜』

薫「レイナになら…吸い殺されてもいい…」

レイナ『そんなことしませんわ…💜私を早々に未亡人にしないで下さい…』

薫「うん…ごめん…」

レイナ『こんなに素敵な旦那様を吸い殺すなんてしませんわ…💜』

薫「僕を救ってくれた女神様のような奥さんに全部捧げるよ…」

レイナ『…💜』

彼女を満たし続けることが僕の仕事なのだろう、それはとても幸せと思えるのだった

おわり
20/10/16 12:26更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

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