連載小説
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ハピネス Z
さらにそれから数年の時がたち、リタはもう一人前になった

アイン「リタ」

リタ『なに?』

アイン「…気になる男が居るなら連れてきたら良い」

リタ『!?』

リタは呆気にとられた顔をしている

リタ『わかるんだ…』

アイン「まあ、な」

イヴ『見たいみたい♪』

リタ『…近いうちにね』

アイン「ああ。」


それから数日、リタは同年代くらいの男の子を連れてきた

???「貴方たちが、虹鱗の白竜と鋼腕の…」

アイン「そういう呼び名がまだ流れているのか…」

セラ『みたいだね…』

???「僕は、エディと言います」

アイン「リタとはどこで知り合ったんだ?」

エディ「僕はドラゴニアの外れの街に住んでます。」

アイン「なるほど」

エディ「で、彼女とは学校の帰りに知り合いました」

アイン「学校、か」

エディ「キノコ狩りをしていて毒キノコと彼女に教えられたのが始まりです」

アイン「なるほど…」

リタ『…』

アイン「なるほど…」

私は彼の眼を見る

セラ『なるほど…』

リタ『??』

アイン「歓迎しよう」

エディ「え」

アイン「竜とともに長く暮らすと、相手が竜にたいしてどんな人間かはわかるようになる。少なくとも昔の私や職員のような輩ではなさそうだ」

エディ「はあ…」

リタ『父さんたち、ドラゴニアがドラゲイのころから一緒に居たらしいから』

エディ「なるほど…」

アイン「この部屋なんて良いだろう」

リタの部屋の隣の部屋を用意した

エディ「ありがとうございます」

アイン「新しい世代が希望を広げてくれることを願う」

エディ「…はい!!」

アイン「そこまで緊張しなくて良いから…」

エディ「あ、はい…」

リタ『なら』

アイン「ああ、邪魔者は去るとしよう」

リタ『!!!!』

とりあえず私は去る





















アイン「さてと」

イヴ『??』

セラ『うん♪』

イヴ『なら私は寝るね』

アイン「ああ…」

察しているのか察していないのかわからないがとりあえず…

アイン「さて」

セラ『うん…♪』

夜の始まりだ












リタ『…』

エディ「なんか…」

リタ『??』

エディ「ごめんね…」

リタ『父さんも母さんも…』

エディ「…」

リタ『…?』

エディ「…」

リタ『…したい?』

エディ「!?」

リタ『魔力漏れてきてるわ…これ…』

エディ「なんか感じてる力はそれか…」

リタ『ああ…』

エディ「大丈夫?」

リタ『…』

エディ「??」

リタ『!!』

エディ「ちょ!!」

リタ『貴方が来ないなら、私から行くしかないわよねぇ…♪』

エディ「!!」

こちらでも夜は始まるらしい











イヴ『これでよし…』

魔力を遮断するバリアを起動する

イヴ『駄々漏れ魔力、今回は大丈夫かな…』

おわり
20/10/12 23:26更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

次回に続きます

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