灼熱の決戦
翌日、朝食を終えて出発する
アイン「なら、行くか?」
セラ「うん」
山の中腹なので、移動に時間はあまり掛からない
アイン「着いたな」
昼前どころかかなり早く着いた
セラ「うん」
アイン「なら、行ってみるか」
セラ「うん」
そのまま火の守護竜の居る火山内部に向かう
守護竜「来たか」
アイン「…」
セラ「はい」
守護竜「用件は分かってる、炎の力を高めたいんだろ?」
セラ「はい!!」
守護竜「なら…!」
そのまま守護竜は内部の中でも中央あたりに向かう
アイン「これは…」
そこにあったのは、広く高い空間だった
守護竜「教えるより、自分で感じて覚えた方がいい!」
セラ「はい!」
守護竜は、セラに炎のブレスや地面からマグマを噴き出させたりしてきた攻撃しセラはそれを受けながらも何かを見つけようとしているらしい
セラ「これなら…!!」
セラは台地を殴り岩を生成し灼熱の竜巻を発生させる
守護竜「面白ぇ!!炎に風と大地の剛力を組み合わせたか!!」
そのまま守護竜は少し後ろに飛ばされる
守護竜「合格だ!炎を使うのはなにも単体だけじゃねえ!それを理解したな!」
セラ「心は燃え上がらせても、頭は冷静に…」
守護竜「おぉ、来るぞ来るぞ…!!おい!!」
私は呼び出されて近くに向かう
セラ「っ…!!」
セラは踞る
セラ「っ…!!」
セラの赤く染まっていた鱗や角と鬣の一部が変化し透明感と深みを増した
守護竜「成功だな」
セラ「これは…」
アイン「!?」
私の持っていた四つの珠が集まり、ひとつになる
アイン「これは…」
四つの珠は個数がひとつになり虹色に輝くオレンジほどの大きさの珠に変化していた
守護竜「これは、絆を深めて四つの属性を極めた証だ」
アイン「なるほど…」
守護竜「お前も大したもんだ!それだけ信頼されてるってことだからな!」
アイン「??」
守護竜「絆を結びつつ四つの属性を極めたらこの珠は出来るんだが大きさは育んだ絆の深さに応じてでかくなるんだよ」
アイン「なるほど…」
守護竜「これでとりあえず準備は出来たな」
アイン「??」
守護竜「分かってないなら話すが」
アイン「…お願いします」
守護竜「セラ」
セラ「はい」
守護竜「お前の病気は、竜疫癘だが…」
アイン「!?」
守護竜「セラの病気は、竜腐病だ」
アイン「嘘だろう…!?」
守護竜「いや、この感覚はそうだ」
セラ「竜腐病?」
アイン「呼吸器が蝕まれる奴かと思っていたが…」
守護竜「いや、それであってる。蝕まれて機能不全になって最終的に腐っちまうことで死ぬ病気だ」
アイン「なるほど…」
セラ「治しかたは…」
守護竜「これで治すのに必要な素材のひとつの準備は出来た」
セラ「はい…」
守護竜が病気の概要を伝えてしまった、手間が省けたと言うべきかそれとも…
セラ「…」
守護竜「お前たちなら、行けるかも知れねえな」
アイン「??」
守護竜「俺たちの上司である光と闇の天空竜に会ってこい、そうすれば治すための手がかりは見つかる。その珠は通るために必要なものだ」
アイン「了解です」
そのまま炎の守護竜は火山の頂上にある仕掛けを起動させた
守護竜「これでいい」
すると階段らしきものが現れた。というよりは透明な段差のある足場と言うべきか…
守護竜「言ってこい!お前たちならきっと天空竜の試練も抜けられると信じてる!」
そのまま私たちは階段を上る…
おわり
アイン「なら、行くか?」
セラ「うん」
山の中腹なので、移動に時間はあまり掛からない
アイン「着いたな」
昼前どころかかなり早く着いた
セラ「うん」
アイン「なら、行ってみるか」
セラ「うん」
そのまま火の守護竜の居る火山内部に向かう
守護竜「来たか」
アイン「…」
セラ「はい」
守護竜「用件は分かってる、炎の力を高めたいんだろ?」
セラ「はい!!」
守護竜「なら…!」
そのまま守護竜は内部の中でも中央あたりに向かう
アイン「これは…」
そこにあったのは、広く高い空間だった
守護竜「教えるより、自分で感じて覚えた方がいい!」
セラ「はい!」
守護竜は、セラに炎のブレスや地面からマグマを噴き出させたりしてきた攻撃しセラはそれを受けながらも何かを見つけようとしているらしい
セラ「これなら…!!」
セラは台地を殴り岩を生成し灼熱の竜巻を発生させる
守護竜「面白ぇ!!炎に風と大地の剛力を組み合わせたか!!」
そのまま守護竜は少し後ろに飛ばされる
守護竜「合格だ!炎を使うのはなにも単体だけじゃねえ!それを理解したな!」
セラ「心は燃え上がらせても、頭は冷静に…」
守護竜「おぉ、来るぞ来るぞ…!!おい!!」
私は呼び出されて近くに向かう
セラ「っ…!!」
セラは踞る
セラ「っ…!!」
セラの赤く染まっていた鱗や角と鬣の一部が変化し透明感と深みを増した
守護竜「成功だな」
セラ「これは…」
アイン「!?」
私の持っていた四つの珠が集まり、ひとつになる
アイン「これは…」
四つの珠は個数がひとつになり虹色に輝くオレンジほどの大きさの珠に変化していた
守護竜「これは、絆を深めて四つの属性を極めた証だ」
アイン「なるほど…」
守護竜「お前も大したもんだ!それだけ信頼されてるってことだからな!」
アイン「??」
守護竜「絆を結びつつ四つの属性を極めたらこの珠は出来るんだが大きさは育んだ絆の深さに応じてでかくなるんだよ」
アイン「なるほど…」
守護竜「これでとりあえず準備は出来たな」
アイン「??」
守護竜「分かってないなら話すが」
アイン「…お願いします」
守護竜「セラ」
セラ「はい」
守護竜「お前の病気は、竜疫癘だが…」
アイン「!?」
守護竜「セラの病気は、竜腐病だ」
アイン「嘘だろう…!?」
守護竜「いや、この感覚はそうだ」
セラ「竜腐病?」
アイン「呼吸器が蝕まれる奴かと思っていたが…」
守護竜「いや、それであってる。蝕まれて機能不全になって最終的に腐っちまうことで死ぬ病気だ」
アイン「なるほど…」
セラ「治しかたは…」
守護竜「これで治すのに必要な素材のひとつの準備は出来た」
セラ「はい…」
守護竜が病気の概要を伝えてしまった、手間が省けたと言うべきかそれとも…
セラ「…」
守護竜「お前たちなら、行けるかも知れねえな」
アイン「??」
守護竜「俺たちの上司である光と闇の天空竜に会ってこい、そうすれば治すための手がかりは見つかる。その珠は通るために必要なものだ」
アイン「了解です」
そのまま炎の守護竜は火山の頂上にある仕掛けを起動させた
守護竜「これでいい」
すると階段らしきものが現れた。というよりは透明な段差のある足場と言うべきか…
守護竜「言ってこい!お前たちならきっと天空竜の試練も抜けられると信じてる!」
そのまま私たちは階段を上る…
おわり
20/09/14 23:51更新 / サボテン
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