春発
衝撃の事実を知らされて数日、菫は俺の回りを走り回っている…
晶「…」
菫『…!』
相変わらずすごく速い…
晶「どうかしたのか?」
菫『は、走り込みです…。』
彼女はコカトリスという魔物だ、走り込みは好きなのかもしれない
晶「相変わらず速いな…」
菫『…』
彼女は境内の敷地を走り回っている
晶「そうだ」
そのままコップに井戸水を入れて彼女が止まるまで待つ
晶「お」
そのまま彼女にコップを渡す
晶「お疲れさん」
菫『あ、ありがとうございます…』
彼女は水を飲んでいる
晶「生まれ持った種族的なものか…」
菫『はい…』
晶「俺が怖くないのか?」
菫『大丈夫です…』
晶「そうか…」
彼女は来たときと比べてびくびくしている様子は少し消え
たようだ
晶「…」
菫『…♪』
彼女は少し笑った
晶「…」
なんというか、庇護欲をそそられるとはこういうことなのだろう
菫『…?』
晶「いや、大したことではないさ」
菫『そうですか…』
彼女が立ち上がると二の腕に着けていた腕輪が落ちてしまった
晶「落ちたぞ」
そのまま彼女の腕輪を広い彼女の二の腕に着け直す
菫『ひゃ、ひゃい!!!』
彼女は真っ赤になりながら受け取って走り出していった…
晶「大丈夫かな…」
それから夕食になるが相変わらず彼女は落ち着かない様子だ…
菫『…』
そして少し頬が赤い…
晶「…?」
それから風呂に入ろうとしたら、彼女は上がりだった
晶「お、上がりか」
菫『ひゃ、ひゃい…!!!』
晶「なら、おやすみ」
菫『お、おやすみなさい…』
そのまま彼女は部屋に戻ったようだ…
晶「…」
そのまま風呂から上がり、彼女の部屋の前を通って自分の部屋に戻ろうとすると…
菫『ん…くぅぁ…』
彼女の声が聞こえる、寝たんじゃ…?
晶「…」
どことなく嬌声混じりにも聞こえる…
晶「…」
しかし、見られたくないものもあるだろう。俺はそのまま部屋に戻った
晶「…朝か」
そのまま朝になったので起きる…
晶「…??」
朝食になったが、菫は結局部屋から出てこなかった
晶「調子悪いのかな…」
碧『ついでに見てきて貰えますか?』
晶「了解」
そのまま部屋に向かう
晶「菫、大丈夫か?」
しかし返事はない…
晶「…?」
少し迷っていると、返事が聞こえた
菫『はい、病気ではないです…』
晶「ならよかった、心配してたぞ…?」
菫『はい…』
そのまま去ろうとすると、彼女の声が聞こえた
菫『入って、大丈夫ですよ…?』
晶「お、おう…」
そのまま俺はゆっくりと彼女の部屋の戸を開けると、そこには衝撃の光景が広がっていた…
春発 おわり
晶「…」
菫『…!』
相変わらずすごく速い…
晶「どうかしたのか?」
菫『は、走り込みです…。』
彼女はコカトリスという魔物だ、走り込みは好きなのかもしれない
晶「相変わらず速いな…」
菫『…』
彼女は境内の敷地を走り回っている
晶「そうだ」
そのままコップに井戸水を入れて彼女が止まるまで待つ
晶「お」
そのまま彼女にコップを渡す
晶「お疲れさん」
菫『あ、ありがとうございます…』
彼女は水を飲んでいる
晶「生まれ持った種族的なものか…」
菫『はい…』
晶「俺が怖くないのか?」
菫『大丈夫です…』
晶「そうか…」
彼女は来たときと比べてびくびくしている様子は少し消え
たようだ
晶「…」
菫『…♪』
彼女は少し笑った
晶「…」
なんというか、庇護欲をそそられるとはこういうことなのだろう
菫『…?』
晶「いや、大したことではないさ」
菫『そうですか…』
彼女が立ち上がると二の腕に着けていた腕輪が落ちてしまった
晶「落ちたぞ」
そのまま彼女の腕輪を広い彼女の二の腕に着け直す
菫『ひゃ、ひゃい!!!』
彼女は真っ赤になりながら受け取って走り出していった…
晶「大丈夫かな…」
それから夕食になるが相変わらず彼女は落ち着かない様子だ…
菫『…』
そして少し頬が赤い…
晶「…?」
それから風呂に入ろうとしたら、彼女は上がりだった
晶「お、上がりか」
菫『ひゃ、ひゃい…!!!』
晶「なら、おやすみ」
菫『お、おやすみなさい…』
そのまま彼女は部屋に戻ったようだ…
晶「…」
そのまま風呂から上がり、彼女の部屋の前を通って自分の部屋に戻ろうとすると…
菫『ん…くぅぁ…』
彼女の声が聞こえる、寝たんじゃ…?
晶「…」
どことなく嬌声混じりにも聞こえる…
晶「…」
しかし、見られたくないものもあるだろう。俺はそのまま部屋に戻った
晶「…朝か」
そのまま朝になったので起きる…
晶「…??」
朝食になったが、菫は結局部屋から出てこなかった
晶「調子悪いのかな…」
碧『ついでに見てきて貰えますか?』
晶「了解」
そのまま部屋に向かう
晶「菫、大丈夫か?」
しかし返事はない…
晶「…?」
少し迷っていると、返事が聞こえた
菫『はい、病気ではないです…』
晶「ならよかった、心配してたぞ…?」
菫『はい…』
そのまま去ろうとすると、彼女の声が聞こえた
菫『入って、大丈夫ですよ…?』
晶「お、おう…」
そのまま俺はゆっくりと彼女の部屋の戸を開けると、そこには衝撃の光景が広がっていた…
春発 おわり
20/06/11 00:12更新 / サボテン
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