貰い物と行楽日和とアクシデント
智輝と雄一が去ったその日、また客が来た
和也「誰だ?依頼は入ってないが…」
端末を見るがメールは入っていない
和也「どちらさんで?」
ドアを開けると、魔物がいた
和也「何か用か?」
魔物『アポイントメントとるべきでしたよね…』
和也「??」
話を聞くと、古代種の魔物とその夫を取材したかったらしい
和也「ほら。」
端末のアドレスを書いた紙をわたす
和也「今日の午後以降からならいつでもいい」
魔物『ありがとうございます…!』
結局、その日の午後になった
和也「なら、どう取材する?」
魔物『まずは個人個人から…』
和也「わかった」
俺は最後らしい
楓『最後は、貴方の番みたいですよ』
しばらく待って俺の番になった
和也「…」
魔物『取材、しますね…』
和也「ああ。」
最初からしばらくは普通の質問だった。彼女たちとの出会いやなぜこの仕事を選んだのか?など普通のことだったが…
魔物『次の質問です』
和也「ああ。」
魔物『貴方は、身内や弱者以外には冷たい男と言われているようでさがどう思いますか?』
和也「…かもしれないな。涼しい顔で止められるまでひたすら攻撃を加えていたこともあるからな、悪人とはいえ」
魔物『なるほど…』
和也「まあ、それを見ていた人々からしたらそう見えるのもそれはそうだろうと思う」
魔物『で、では質問の方向性を変えますね』
和也「わかった。」
そこからの質問は性的なのものばかりだった
和也「これ必要なのか?」
魔物『はい♪』
とりあえず嘘はつかずに答えていく
魔物『ありがとうございました』
和也「じゃあな」
魔物『これどうぞ』
彼女は封筒を渡してきた
和也「これは?」
魔物『お礼です。』
開けると、今週末にある魔界の紅葉狩りツアーの招待券だった
和也「ありがとう」
魔物『ではまた機会があれば』
和也「ああ。」
彼女はそのまま帰っていった
楓『最後辺りは性的なことはかりでしたね…』
和也「本当にそれ必要なのかと思った」
雫『まあ、必要なんでしょう…』
瑠璃『そういえば』
和也「?」
瑠璃『好きなプレイとかどう答えたの?』
和也「それ必要なのか?」
雫『是非聞きたいですね♪』
楓『ふふ♪』
和也「…」
ああ、これ言うまで引き下がらないわ…と感じたので言うことにした
楓『私たちも答えますから』
和也「最初は好きな体位を聞かれたな」
楓『私は貴方の頭を抱き抱える正常位ですね♪』
雫『体を倒して抱き締めてもらう騎乗位です♪』
瑠璃『足が届かないやつ、気持ち良かった…♪』
和也「対面座位、かな」
雫『だいたい予想通りですね♪』
それから話を終わらせて、結局週末まで仕事もなかったので繋がり続けていた…
和也「さて、行くか」
楓『はい』
雫『ですね』
瑠璃『うん』
バスに乗って紅葉を見に行くツアーだ、話によると俺のいた世界の一割はすでに魔界になっていてそこの紅葉を見に行くとのことだった
和也「おお、綺麗だな」
楓『本当に…』
瑠璃『写真撮ろうよ♪』
和也「そうするか」
ツアーの人に写真を撮ってもらう
雫『絵にもなりそうですね』
和也「確かに…おいおい…」
楓『?』
和也「保健所に連絡しないと」
雫『??』
和也「カエンタケが生えていた」
瑠璃『カエンタケ?』
和也「毒キノコ界の中でも五本指に入るほどの毒性がある、人間で致死量は三グラムだとか」
雫『…どんな毒?』
和也「これを食べると、まずは腹痛や下痢や吐き気や嘔吐など消化器系がやられる」
瑠璃『…うん』
和也「そこからめまい、手足のしびれやろれつが回らなくなって白血球や赤血球の異様な減少から血がうまく作られなくなり全身の皮膚が爛れて肝臓や腎臓、呼吸器を中心とした多臓器不全が起こり死ぬ、仮に生きてられても言語障害や小脳の萎縮などが起こる」
楓『…兵器か何かですか?』
和也「この成分は最強のカビ毒の一種らしい」
雫『まあ、食べなければ…』
和也「触れても皮膚がただれるから離れた方がいい」
そのまま保健所の人が来て回収してくれた…
和也「これでよし」
瑠璃『さわってもダメなら連絡するべきだよね…』
和也「魔界化しても残ってるとはおぞましい…」
楓『ですね…』
気を取り直して秋を楽しみ、帰ってきた…
和也「お、写真できてるな」
写真を見る、色とりどりの木々や四人での写真、アクシデントこそあったが楽しかった
雫『どんぐり埋めてきました』
和也「何が生えてくるのか…ここだとな」
瑠璃『そうだ♪』
そのまま三人は部屋にいった
和也「????」
瑠璃『入ってきて良いよ♪』
和也「ん?」
ドアを開けて俺は驚いた
瑠璃『秋の妖精の格好してみたよ♪』
彼女たちは局所をオレンジ、黄色、黄緑のモミジの形をした下着を着ている
和也「豊穣の秋ってか?」
雫『少し恥ずかしい…』
楓『据え膳を食べない真似はしませんよね?』
俺の秋はここからが本番のようだ…
貰い物と行楽日和とアクシデント おわり
和也「誰だ?依頼は入ってないが…」
端末を見るがメールは入っていない
和也「どちらさんで?」
ドアを開けると、魔物がいた
和也「何か用か?」
魔物『アポイントメントとるべきでしたよね…』
和也「??」
話を聞くと、古代種の魔物とその夫を取材したかったらしい
和也「ほら。」
端末のアドレスを書いた紙をわたす
和也「今日の午後以降からならいつでもいい」
魔物『ありがとうございます…!』
結局、その日の午後になった
和也「なら、どう取材する?」
魔物『まずは個人個人から…』
和也「わかった」
俺は最後らしい
楓『最後は、貴方の番みたいですよ』
しばらく待って俺の番になった
和也「…」
魔物『取材、しますね…』
和也「ああ。」
最初からしばらくは普通の質問だった。彼女たちとの出会いやなぜこの仕事を選んだのか?など普通のことだったが…
魔物『次の質問です』
和也「ああ。」
魔物『貴方は、身内や弱者以外には冷たい男と言われているようでさがどう思いますか?』
和也「…かもしれないな。涼しい顔で止められるまでひたすら攻撃を加えていたこともあるからな、悪人とはいえ」
魔物『なるほど…』
和也「まあ、それを見ていた人々からしたらそう見えるのもそれはそうだろうと思う」
魔物『で、では質問の方向性を変えますね』
和也「わかった。」
そこからの質問は性的なのものばかりだった
和也「これ必要なのか?」
魔物『はい♪』
とりあえず嘘はつかずに答えていく
魔物『ありがとうございました』
和也「じゃあな」
魔物『これどうぞ』
彼女は封筒を渡してきた
和也「これは?」
魔物『お礼です。』
開けると、今週末にある魔界の紅葉狩りツアーの招待券だった
和也「ありがとう」
魔物『ではまた機会があれば』
和也「ああ。」
彼女はそのまま帰っていった
楓『最後辺りは性的なことはかりでしたね…』
和也「本当にそれ必要なのかと思った」
雫『まあ、必要なんでしょう…』
瑠璃『そういえば』
和也「?」
瑠璃『好きなプレイとかどう答えたの?』
和也「それ必要なのか?」
雫『是非聞きたいですね♪』
楓『ふふ♪』
和也「…」
ああ、これ言うまで引き下がらないわ…と感じたので言うことにした
楓『私たちも答えますから』
和也「最初は好きな体位を聞かれたな」
楓『私は貴方の頭を抱き抱える正常位ですね♪』
雫『体を倒して抱き締めてもらう騎乗位です♪』
瑠璃『足が届かないやつ、気持ち良かった…♪』
和也「対面座位、かな」
雫『だいたい予想通りですね♪』
それから話を終わらせて、結局週末まで仕事もなかったので繋がり続けていた…
和也「さて、行くか」
楓『はい』
雫『ですね』
瑠璃『うん』
バスに乗って紅葉を見に行くツアーだ、話によると俺のいた世界の一割はすでに魔界になっていてそこの紅葉を見に行くとのことだった
和也「おお、綺麗だな」
楓『本当に…』
瑠璃『写真撮ろうよ♪』
和也「そうするか」
ツアーの人に写真を撮ってもらう
雫『絵にもなりそうですね』
和也「確かに…おいおい…」
楓『?』
和也「保健所に連絡しないと」
雫『??』
和也「カエンタケが生えていた」
瑠璃『カエンタケ?』
和也「毒キノコ界の中でも五本指に入るほどの毒性がある、人間で致死量は三グラムだとか」
雫『…どんな毒?』
和也「これを食べると、まずは腹痛や下痢や吐き気や嘔吐など消化器系がやられる」
瑠璃『…うん』
和也「そこからめまい、手足のしびれやろれつが回らなくなって白血球や赤血球の異様な減少から血がうまく作られなくなり全身の皮膚が爛れて肝臓や腎臓、呼吸器を中心とした多臓器不全が起こり死ぬ、仮に生きてられても言語障害や小脳の萎縮などが起こる」
楓『…兵器か何かですか?』
和也「この成分は最強のカビ毒の一種らしい」
雫『まあ、食べなければ…』
和也「触れても皮膚がただれるから離れた方がいい」
そのまま保健所の人が来て回収してくれた…
和也「これでよし」
瑠璃『さわってもダメなら連絡するべきだよね…』
和也「魔界化しても残ってるとはおぞましい…」
楓『ですね…』
気を取り直して秋を楽しみ、帰ってきた…
和也「お、写真できてるな」
写真を見る、色とりどりの木々や四人での写真、アクシデントこそあったが楽しかった
雫『どんぐり埋めてきました』
和也「何が生えてくるのか…ここだとな」
瑠璃『そうだ♪』
そのまま三人は部屋にいった
和也「????」
瑠璃『入ってきて良いよ♪』
和也「ん?」
ドアを開けて俺は驚いた
瑠璃『秋の妖精の格好してみたよ♪』
彼女たちは局所をオレンジ、黄色、黄緑のモミジの形をした下着を着ている
和也「豊穣の秋ってか?」
雫『少し恥ずかしい…』
楓『据え膳を食べない真似はしませんよね?』
俺の秋はここからが本番のようだ…
貰い物と行楽日和とアクシデント おわり
19/11/04 02:40更新 / サボテン
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