連載小説
[TOP][目次]
Love thread
僕がノワールと過ごして二週間ほど過ぎたある日のこと

アンドリュー「…」

ノワール『どうかしたの?』

アンドリュー「いや、ズボンの腰紐が切れた…」

ノワール『あら…』

アンドリュー「仕方ない…」

持ってきていた麻ひもを使おうとしたが

ノワール『その程度なら私に任せて』

アンドリュー「でも…」

ノワール『一時間で作るわ』

アンドリュー「…わかった」

彼女はアラクネ、裁縫が得意なので多分紐を編むのも得意なのだろう。

アンドリュー「…」

ノワール『見てて楽しいの?』

アンドリュー「紐ってこうやって編み上げるのを知らなかったから」

ノワール『知らずに使ってたの?』

アンドリュー「編み方を知らないって方だね」

ノワール『なるほど…』

確かに一時間で腰ひもより少し長いぐらいまで出来上がった。

ノワール『使ってみて』

アンドリュー「…」

伸縮性、強度、共に申し分ないうえで複雑な編み方をしていて綻びにくく扱いやすい。

アンドリュー「前の紐よりいいな…」

ノワール『ありがとうね♪』

それから彼女はまたなにかを作り始めた、僕はその染め物に使う素材を取りに行った

アンドリュー「このデザインなら、この青がいいかな」

ノワール『…少なくとも色や模様のデザイン選びなら私より上ね…』

アンドリュー「一応、平和なときは服屋の店員だったからね」

ノワール『納得したわ。』



















それから数日かけ、デザインした服が出来上がった。

ノワール『出来たわね…』

アンドリュー「いくらになるかなこれ…」

ノワール『…』

アンドリュー「手が込んでるからね…」

ノワール『これはあなたのものよ』

アンドリュー「え」

ノワール『…♪』

アンドリュー「でも…」

ノワール『?』

アンドリュー「似合わないよ、僕には」

ノワール『そう?』

アンドリュー「…」

僕は頷く

ノワール『一度着てみたら良いじゃない』

アンドリュー「…」

彼女に押しきられる形で着ることになったが…

アンドリュー「やっぱり、これはもっと身分のある人が着るものだよ」

ノワール『…』

アンドリュー「晴れ着に使わせてもらおうかな」

ノワール『…♪』

その日の夜…

ノワール『…♪』

彼女の距離が近い、近い…

アンドリュー「え?なに?」

ノワール『貴方、アラクネから服を受けとるということがどう言うことかわからないわけないわよね?』

アンドリュー「えっと…」

早速本で調べるが…

ノワール『知らないなら、教えてあげるわ…🖤』

いきなり胴体を糸で絡めとられた

アンドリュー「え」


ノワール『アラクネが服を贈るのはね、異性に渡す指輪と同じ意味なのよ…🖤』

アンドリュー「ほんとだ…」

アラクネのページにもそうかいてある

ノワール『今さら逃げはしないわよね?』

アンドリュー「逃げないけど…」

ノワール『?』

アンドリュー「心の準備が出来てない」

ノワール『そこは成り行きで案外なんとかなるものよ…🖤』

僕はもともと小柄だが、彼女より5センチほど背が低い

ノワール『ふふ…🖤』

彼女から何かが放たれた、なんだこれは…

アンドリュー「!?」

ノワール『誘惑と魔物にたいしての嫌悪感をなくす魔法を掛けてみたけど成功したみたいね🖤』

アンドリュー「な、なるほど…」

身体が熱い、これは…

ノワール『動ける?』

アンドリュー「動けはするけど」

糸を引きちぎれないが身体は動かせる

ノワール『…🖤』

そのままゆっくり脱がされる…

アンドリュー「魔法のせいかすごいことになってる…」

ノワール『なら…いただきます…🖤』

いつの間にか脱いでいたノワールがさらに糸を出して腕と頭しか動かせなくされる

アンドリュー「!!!!」

経験がないのに魔物の身体は味わうには余りにも刺激が強すぎて果ててしまった

ノワール『ぁ…🖤出てる…🖤』

アンドリュー「なんと言うか、あっけなさ過ぎるな…」

何とか言葉を絞り出す

ノワール『ふふ…🖤』

そのまま糸を組み換えて抜けないように密着させられる

アンドリュー「ぁが!!!!」

頭の奥で火花が花火のように弾けている

ノワール『我慢出来ない悪いここには、お仕置きね…🖤』

男性器の根本に糸を巻き付けられて出したくても出せない…

アンドリュー「!!!!!!!!!!!!」

ガクガクからだの震えが止まらない…

ノワール『ふふ…🖤出したい?』

アンドリュー「!!!!!!!!!!!!!!!!」

首がちぎれそうになるほどに何度も頷く

ノワール『私の旦那様になる?』

アンドリュー「ブンブンブンブン!!!!」

音がするくらい激しく頷く

ノワール『なら、小さいけど…』

彼女の小振りだがきれいな胸が目の前に来る

ノワール『ちゅうちゅう吸ってくれるかしら…🖤』

アンドリュー「!!!!」

ノワール『こらぁ🖤そんなにがっつかなくてもぱいぱいは逃げないから…🖤』

早く出したい、その一心でむしゃぶりついていると、糸が解かれた

アンドリュー「!!!!!!!!!!!!」

ノワール『!!!!!!!!!!!!』

意識や身体の中身まで溶けて注ぎ込まれていく、そんな感覚が全身を駆け抜けた























ノワール『さて、次はこれね…🖤』

彼女は3センチ〜4センチほどの大きさの木の実を食べた、すると…

アンドリュー「え!?」

ノワール『もっと貴方の精が欲しいの、だから私も貴方にもっと精を出してもらえるようにね…🖤』

アンドリュー「!!!!」

彼女の胸が風船のように膨らんでいく…

ノワール『!おっぱいあつぃぃ…🖤』

アンドリュー「?」

腕で一度彼女から少し離れると彼女の胸は小型のワイン樽を詰めたように巨大化していた


ノワール『おっぱい、出ちゃう…🖤』

そしてぷしゅぷしゅと白い液体が…

アンドリュー「どうなってるんだ!?早すぎる…!」

ノワール『木の実の効果よ🖤さぁ…ぱいぱいまたちゅうちゅう吸ってもっとちょうだい…🖤』

アンドリュー「わぷっ!」

彼女から乳を飲まされ、彼女に精を注ぎ込む。これだけだが今までのいろいろなものを粉微塵に壊すのには十分だった…











ノワール『美味しい?私のおっぱい美味しい?』

アンドリュー「もっと欲しい…!」

ノワール『良いわよ🖤たんとめしあかれ…🖤』

それが二ヶ月ほど続き僕が完全なインキュバスになってもまだ続いた

和也「なら、ここで服屋やるといい」

アンドリュー「お金は…?」

和也「撒き散らされた魔力で足りた」

アンドリュー「ありがとう。」

ノワール『まあ、営業はもう少し先だけどね…🖤』

和也「盛るのは向こうついてからにしろ…」

ノワール『失礼したわ…なら行きましょう…🖤』

アンドリュー「行こう」

それから営業が始まったのは数年後の話…

Love thread おわり
19/09/30 12:59更新 / サボテン
戻る 次へ

■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、ご感想、リクエストありましたらお待ちしております

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33