痩身の怪物と小さな花
俺があの館に来て、二週間弱になる
ウォレス「…」
和也「？」
ウォレスは薪割りを手伝ってくれたがものすごい力だ…それこそ体格が筋骨隆々なら自然だが割りと細目の身体でやってのけるのは規格外としか言えない
和也「見た目とは裏腹にすごい力だな…」
ウォレス「俺を、やつらの元に突き返さなかった。なら少しでも役に立ちたい。」
和也「なるほど…お前さんは誰と一緒に？」
クリム『ここだよ♪』
少ししてクリムが来た
和也「なるほど…」
そのまま和也は立ち去る、薪割りは貯まったからと言っていたから
ウォレス「…」
クリム『？』
ウォレス「俺は、怪物だ」
クリム『え？』
ウォレス「このデカい身体と怪力のせいで俺は怪物か兵器としてしか見られていない、親でさえ俺が10にるかならないかのうちに捨てた」
クリム『嘘でしょ…！？』
ウォレス「それから、俺は国の軍に拾われた。その力と体格が魔物を倒すのに使えそうだからとな。」
クリム『…』
ウォレス「そこで必要な読み書きは教わった、そして魔物との関係に疑問を持っていた俺はアンドリューの話に乗り、魔物のことを調べた」
そして兵器として戦いかたを昼も夜もなく叩き込まれたことも話した
クリム『そこから今に繋がるんだね…』
ウォレス「そうだ。」
クリム『…』
彼女は自分のことでもないのに涙を流している…どうすればいいんだ？これは…
クリム『！』
そのまま彼女は走り出した
ウォレス「？？」
そのまま彼女を追う
ウォレス「ここか？」
彼女は和也達の部屋に入っていったらしい
ウォレス「…？」
話が聞こえる…
クリム『ってことらしいの…』
和也「なるほど…下手をしたら…」
クリム『そんな…なんとか助けられない！？』
断片的に聞こえてくる…
和也「可能性は無くはないが…」
どうやはなにか大変なことを話しているらしい
クリム『…うん』
何かをきめたようだ、戻らなくては
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃん…』
ウォレス「ん？」
クリム『…』
そのまま彼女は座っている俺に倒れ込む
ウォレス「？？？」
ここまで穏やかな時間は産まれて初めてかもしれない…
クリム『お兄ちゃん、きっと今まで愛を実感したこと、無かったんじゃない？』
ウォレス「そうだな…無くても普通に生きては居るが」
クリム『何て言えばわからないけど、歪んでる感じ…』
魔物の洞察力はある方向ではとても鋭い…
クリム『私が、何とかしないと…』
ウォレス「本当に君は…」
クリム『一応ちっちゃいけど大人だから…』
ウォレス「なるほど…」
そして、その日の夕食後…
和也「ったく、随分突貫工事で作ったらしいぞ…？」
和也はクリムに何かを渡した
ウォレス「それは…？」
和也「彼女を一時的に完全体にするための装具だ」
ウォレス「…」
そのままクリムと部屋へ向かう
ウォレス「…」
クリム『シャワー、浴びてくるね…』
ウォレス「…」
彼女も魔物である以上、そう言うことなのだろう…
クリム『お兄ちゃん、上がったよ。』
ウォレス「あ、ああ。」
そのままシャワールームに向かい、シャワーを浴びる
ウォレス「本当に、大丈夫なのか…？」
そんなことを考えているとクリムが入ってきた
クリム『背中、流すね…♪』
ウォレス「あ、ああ。」
クリム『本当に、おっきいね…♪』
ウォレス「ああ、確か2m5cmだったかな」
クリム『私の1，5倍弱だよ』
ウォレス「そうか。」
クリム『お兄ちゃんは、私のこと、嫌い？』
ウォレス「わからない、でも妹が居たならこんな感じなのかなとも思う」
クリム『そっか。』
体を流してシャワーから上がる
クリム『私、えっと…』
ウォレス「まとまってからで、いい」
クリム『お兄ちゃん、怪物って言われてきたこと気にしてるよね…』
ウォレス「まあ、な。だが実際怪物らしいからな。図体といい力といい」
クリム『お兄ちゃんは怪物じゃない！！！！』
彼女はその小ささとは思えないほどの剣幕で言う
クリム『本当に心まで怪物なら苦しんだりしないはず！私をはね除けたり叩き潰したりするはず！！！！』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃんには、その力で出来ることがたくさんあるんだよ？』
ウォレス「？」
クリム『怪物っていってた人たちが出来ないことが出来るんだよ？』
ウォレス「そういう見方も、あるか…」
クリム『お兄ちゃんに今必要なのは、心に自信を取り戻すこと…』
そのままクリムは首に何かをつけた。透明な結晶のなかで桃色のなにかが動いている…
クリム『！！！！』
彼女の目に何か違うものが宿る
クリム『お兄ちゃん、楽しい思い出が無いなら私とこれから作ろ？家族が居ないなら私と家族に…』
ウォレス「…」
多分、「なぜそこまでしてくれる？」と聞いても答えはひとつだろう…
クリム『私、お兄ちゃん大好きだから悲しんでほしくない…』
ウォレス「…」
クリム『えっと…』
ウォレス「？」
クリム『私の…』
ウォレス「？？？」
クリム『私のはじめて、もらってくれる…？』
ウォレス「！！！！」
何かが流れ込んでくる、これが魔力か！？
クリム『お兄ちゃん。大好き…♡』
ウォレス「…」
そのまま彼女を抱き抱える
クリム『あったかい…♡』
ウォレス「…」
クリム『…♡』
そのまま彼女はバスローブを脱ぐ
ウォレス「…」
確かに小さく青い果実だがそれは“女”の身体だ、そして魔力を受けた俺に原始的な欲求を沸き上がらせるには十分だった
クリム『んちゅ…♡ぷぁ…♡』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃぁん…♡』
そのまま頭を抱き抱えられた、温かく柔らかい…
クリム『えっと…』
ウォレス「？」
クリム『これだね』
ウォレス「それは？」
クリム『おっぱいおっきくする木の実、男の人っておっきい方が好きなことが多いんでしょ？』
ウォレス「…そのままでいい」
クリム『え？』
ウォレス「クリムは、ありのままの俺を愛してくれようとしている。なら俺も…」
クリム『お兄ちゃん…♡』
そのままの彼女を目で味わう
ウォレス「…綺麗だ」
確かに成熟した色香はないが魔物特有の美しさは健在で代わりに可憐さがある肢体から目が離せない
クリム『さぁ…来て…♡』
ウォレス「…」
彼女の肢体に手を伸ばし、撫でる
クリム『くすぐったい…♡』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃん』
ウォレス「？」
クリム『んちゅ…♡』
再びキス、しかし今度は優しいながらも深く貪るように…
クリム『なら…』
ウォレス「…」
膨らみは小さいながらもそれは“女”のものであるおっぱいがそこに…
クリム『くすぐったい…♡』
ウォレス「…」
クリム『いいよ♡赤ちゃん生まれる前に練習しよ♡』
ウォレス「…」
優しく口に含み、先端に吸い付く
クリム『おっぱい美味しい…？』
ウォレス「ああ…勿論。」
クリム『お兄ちゃんのここ…♡』
ウォレス「…」
俺の男性器は初めて排泄以外の役目を果たそうとしている…
クリム『おっきいね…♡私の手首から肘ぐらいまであるよ…♡』
ウォレス「大丈夫なのかこれ…」
クリム『人間の女の子なら壊れるかもね、でも私は魔物だから多分大丈夫。なら、行くね…♡』
ウォレス「…」
重々しく頷く
クリム『よい、しょっと…』
彼女は俺に跨がり、男性器をあてがう
クリム『えい！！！！』
そのまま一気に腰を落とす
ウォレス「大丈夫か！？」
彼女の表情は苦痛１色だった
クリム『お兄ちゃん、の方がきっと苦しかった。だからこんなの、何でもない…』
ウォレス「！」
表情が痛々しいので引き抜こうとするが…
クリム『抜かないで…もう少しで慣れるから…』
ウォレス「しかし…」
クリム『お兄ちゃんの今までの心の痛みに、比べたら…』
ウォレス「…」
そのまま彼女を抱きしめる
クリム『…痛いの、うすらいで…♡』
ウォレス「良かった…」
クリム『動いて、いい？』
ウォレス「無理はするなよ…？」
クリム『うん…♡』
そのままゆっくりと俺の身体に手を置いて腰を動かし始める
クリム『お兄ちゃん、気持ちいい？』
ウォレス「気が気で無かったが、大丈夫だ。気持ちいい…」
どんどん我慢が削られていく、このままでは…
クリム『お兄ちゃん…♡』
ウォレス「…！！！！」
腰を引いて引き抜こうとしたが…
クリム『やだやだやだやだぁ！！！！お兄ちゃんといっぱい赤ちゃん作って幸せに暮らすの！！！！だから抜いちゃやだぁぁぁ！！！！』
そのまま脚を絡めてきて抜けないようにされた
ウォレス「！！！！！！！！」
クリム『ぁつぃの♡でてる…♡お兄ちゃんの…♡赤ちゃんのもと…♡』
脱力感とその他もろもろの感覚で力が抜ける…
クリム『入って…！』
首に着けていた結晶が身体に沈んでいく…
ウォレス「！？」
クリム『ぁ…♡』
力なく倒れ込んでくる
ウォレス「大丈夫か？」
クリム『お兄ちゃんとの赤ちゃんのもと…もっと欲しい…♡』
ウォレス「本当に大丈夫なのか？」
クリム『うん…♡次は…♡』
先ほど食べようとした果実を口に放り込み咀嚼してのみ込む
ウォレス「！？」
締め付けが変化している、そして彼女も…
クリム『…♡』
一気に重くなった、何が起きたというのだ！？
クリム『おっぱいおっきくなるって聞いてたけど、これは…♡』
昔見た突然変異で俺がしゃがんだら首から下を隠せるほど巨大になったカボチャ、確かお化けカボチャという名前だったかな…ほどまで大きくなっていた…
クリム『おっぱいあついぃ…♡』
目の前にある巨大化した彼女の胸からは白い液体が…
ウォレス「まさか、もう！？」
クリム『これがこの木の実の力…すごい…♡』
ウォレス「こんなに早く…」
クリム『違うよ、そんなに早く赤ちゃんほしいの…♡』
ウォレス「え、あ、いや…」
クリム『おっぱい、飲んでね…♡』
ウォレス「！！！！」
そのまま目の前にあるおっぱいに吸い付き、突き上げる
クリム『お兄ちゃん♡おっぱい美味しい…？クリムのおっぱい美味しい？』
ウォレス「すごく美味しい」
クリム『なら赤ちゃん生まれるまでしよ…♡』
ウォレス「！！！！！！！！」
そのまままた注ぎ込む
クリム『お兄ちゃぁん♡もっともっとちょうだいぃ…♡』
収まった頃には日付が何日か変わっていた
クリム『お兄ちゃん、とっても気持ち良かったよ…♡』
ウォレス「！？」
確かアリスは、行為の記憶を忘れてしまうはずでは…！？
クリム『さっき着けてた結晶、あれは不思議の国の魔力をいれたもので身体と心に愛し合った記録を忘れないように刻むもの。これが効いてる間はいろいろな言葉とかも使えるようになるって女王様が言ってたよ』
ウォレス「女王様？」
クリム『不思議の国の女王様だよ』
ウォレス「なるほど…」
それからサイズが意思で変えられることを彼女から聞き頭を抱き抱えられるサイズまで縮めた上で抱き抱えられながら眠り、起きて報告に行った
和也「とりあえず、良かった。」
雫『あら？木の実使わなかったの？』
クリム『私の思うままに変えられるみたい』
和也「なら、不思議の国へ行くと良い。結晶があるとは言えそれは不完全だ。だから効果が消えんうちにな」
ウォレス「本当に、ありがとう。」
和也「礼は女王に言え、この案を出したのは女王だ」
クリム『…♡』
そして迎えが来たので不思議の国へ向かう
ウォレス「なら…」
和也「ここから始まるんだ、まぁ、あそこならそうそう何もないだろ。元気でな」
クリム『お金…』
和也「要らん、女王からいろいろ貰った」
クリム『？』
和也「金とかいろいろな」
クリム『ありがとう、本当にありがとう！！！！』
彼らに見送られ不思議の国に旅立つ、きっとこの世界で生まれ変わった俺の人生は始まるのだろうと思った。怪物としてではなく一人の存在として…
痩身の怪物と小さな花 おわり
ウォレス「…」
和也「？」
ウォレスは薪割りを手伝ってくれたがものすごい力だ…それこそ体格が筋骨隆々なら自然だが割りと細目の身体でやってのけるのは規格外としか言えない
和也「見た目とは裏腹にすごい力だな…」
ウォレス「俺を、やつらの元に突き返さなかった。なら少しでも役に立ちたい。」
和也「なるほど…お前さんは誰と一緒に？」
クリム『ここだよ♪』
少ししてクリムが来た
和也「なるほど…」
そのまま和也は立ち去る、薪割りは貯まったからと言っていたから
ウォレス「…」
クリム『？』
ウォレス「俺は、怪物だ」
クリム『え？』
ウォレス「このデカい身体と怪力のせいで俺は怪物か兵器としてしか見られていない、親でさえ俺が10にるかならないかのうちに捨てた」
クリム『嘘でしょ…！？』
ウォレス「それから、俺は国の軍に拾われた。その力と体格が魔物を倒すのに使えそうだからとな。」
クリム『…』
ウォレス「そこで必要な読み書きは教わった、そして魔物との関係に疑問を持っていた俺はアンドリューの話に乗り、魔物のことを調べた」
そして兵器として戦いかたを昼も夜もなく叩き込まれたことも話した
クリム『そこから今に繋がるんだね…』
ウォレス「そうだ。」
クリム『…』
彼女は自分のことでもないのに涙を流している…どうすればいいんだ？これは…
クリム『！』
そのまま彼女は走り出した
ウォレス「？？」
そのまま彼女を追う
ウォレス「ここか？」
彼女は和也達の部屋に入っていったらしい
ウォレス「…？」
話が聞こえる…
クリム『ってことらしいの…』
和也「なるほど…下手をしたら…」
クリム『そんな…なんとか助けられない！？』
断片的に聞こえてくる…
和也「可能性は無くはないが…」
どうやはなにか大変なことを話しているらしい
クリム『…うん』
何かをきめたようだ、戻らなくては
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃん…』
ウォレス「ん？」
クリム『…』
そのまま彼女は座っている俺に倒れ込む
ウォレス「？？？」
ここまで穏やかな時間は産まれて初めてかもしれない…
クリム『お兄ちゃん、きっと今まで愛を実感したこと、無かったんじゃない？』
ウォレス「そうだな…無くても普通に生きては居るが」
クリム『何て言えばわからないけど、歪んでる感じ…』
魔物の洞察力はある方向ではとても鋭い…
クリム『私が、何とかしないと…』
ウォレス「本当に君は…」
クリム『一応ちっちゃいけど大人だから…』
ウォレス「なるほど…」
そして、その日の夕食後…
和也「ったく、随分突貫工事で作ったらしいぞ…？」
和也はクリムに何かを渡した
ウォレス「それは…？」
和也「彼女を一時的に完全体にするための装具だ」
ウォレス「…」
そのままクリムと部屋へ向かう
ウォレス「…」
クリム『シャワー、浴びてくるね…』
ウォレス「…」
彼女も魔物である以上、そう言うことなのだろう…
クリム『お兄ちゃん、上がったよ。』
ウォレス「あ、ああ。」
そのままシャワールームに向かい、シャワーを浴びる
ウォレス「本当に、大丈夫なのか…？」
そんなことを考えているとクリムが入ってきた
クリム『背中、流すね…♪』
ウォレス「あ、ああ。」
クリム『本当に、おっきいね…♪』
ウォレス「ああ、確か2m5cmだったかな」
クリム『私の1，5倍弱だよ』
ウォレス「そうか。」
クリム『お兄ちゃんは、私のこと、嫌い？』
ウォレス「わからない、でも妹が居たならこんな感じなのかなとも思う」
クリム『そっか。』
体を流してシャワーから上がる
クリム『私、えっと…』
ウォレス「まとまってからで、いい」
クリム『お兄ちゃん、怪物って言われてきたこと気にしてるよね…』
ウォレス「まあ、な。だが実際怪物らしいからな。図体といい力といい」
クリム『お兄ちゃんは怪物じゃない！！！！』
彼女はその小ささとは思えないほどの剣幕で言う
クリム『本当に心まで怪物なら苦しんだりしないはず！私をはね除けたり叩き潰したりするはず！！！！』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃんには、その力で出来ることがたくさんあるんだよ？』
ウォレス「？」
クリム『怪物っていってた人たちが出来ないことが出来るんだよ？』
ウォレス「そういう見方も、あるか…」
クリム『お兄ちゃんに今必要なのは、心に自信を取り戻すこと…』
そのままクリムは首に何かをつけた。透明な結晶のなかで桃色のなにかが動いている…
クリム『！！！！』
彼女の目に何か違うものが宿る
クリム『お兄ちゃん、楽しい思い出が無いなら私とこれから作ろ？家族が居ないなら私と家族に…』
ウォレス「…」
多分、「なぜそこまでしてくれる？」と聞いても答えはひとつだろう…
クリム『私、お兄ちゃん大好きだから悲しんでほしくない…』
ウォレス「…」
クリム『えっと…』
ウォレス「？」
クリム『私の…』
ウォレス「？？？」
クリム『私のはじめて、もらってくれる…？』
ウォレス「！！！！」
何かが流れ込んでくる、これが魔力か！？
クリム『お兄ちゃん。大好き…♡』
ウォレス「…」
そのまま彼女を抱き抱える
クリム『あったかい…♡』
ウォレス「…」
クリム『…♡』
そのまま彼女はバスローブを脱ぐ
ウォレス「…」
確かに小さく青い果実だがそれは“女”の身体だ、そして魔力を受けた俺に原始的な欲求を沸き上がらせるには十分だった
クリム『んちゅ…♡ぷぁ…♡』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃぁん…♡』
そのまま頭を抱き抱えられた、温かく柔らかい…
クリム『えっと…』
ウォレス「？」
クリム『これだね』
ウォレス「それは？」
クリム『おっぱいおっきくする木の実、男の人っておっきい方が好きなことが多いんでしょ？』
ウォレス「…そのままでいい」
クリム『え？』
ウォレス「クリムは、ありのままの俺を愛してくれようとしている。なら俺も…」
クリム『お兄ちゃん…♡』
そのままの彼女を目で味わう
ウォレス「…綺麗だ」
確かに成熟した色香はないが魔物特有の美しさは健在で代わりに可憐さがある肢体から目が離せない
クリム『さぁ…来て…♡』
ウォレス「…」
彼女の肢体に手を伸ばし、撫でる
クリム『くすぐったい…♡』
ウォレス「…」
クリム『お兄ちゃん』
ウォレス「？」
クリム『んちゅ…♡』
再びキス、しかし今度は優しいながらも深く貪るように…
クリム『なら…』
ウォレス「…」
膨らみは小さいながらもそれは“女”のものであるおっぱいがそこに…
クリム『くすぐったい…♡』
ウォレス「…」
クリム『いいよ♡赤ちゃん生まれる前に練習しよ♡』
ウォレス「…」
優しく口に含み、先端に吸い付く
クリム『おっぱい美味しい…？』
ウォレス「ああ…勿論。」
クリム『お兄ちゃんのここ…♡』
ウォレス「…」
俺の男性器は初めて排泄以外の役目を果たそうとしている…
クリム『おっきいね…♡私の手首から肘ぐらいまであるよ…♡』
ウォレス「大丈夫なのかこれ…」
クリム『人間の女の子なら壊れるかもね、でも私は魔物だから多分大丈夫。なら、行くね…♡』
ウォレス「…」
重々しく頷く
クリム『よい、しょっと…』
彼女は俺に跨がり、男性器をあてがう
クリム『えい！！！！』
そのまま一気に腰を落とす
ウォレス「大丈夫か！？」
彼女の表情は苦痛１色だった
クリム『お兄ちゃん、の方がきっと苦しかった。だからこんなの、何でもない…』
ウォレス「！」
表情が痛々しいので引き抜こうとするが…
クリム『抜かないで…もう少しで慣れるから…』
ウォレス「しかし…」
クリム『お兄ちゃんの今までの心の痛みに、比べたら…』
ウォレス「…」
そのまま彼女を抱きしめる
クリム『…痛いの、うすらいで…♡』
ウォレス「良かった…」
クリム『動いて、いい？』
ウォレス「無理はするなよ…？」
クリム『うん…♡』
そのままゆっくりと俺の身体に手を置いて腰を動かし始める
クリム『お兄ちゃん、気持ちいい？』
ウォレス「気が気で無かったが、大丈夫だ。気持ちいい…」
どんどん我慢が削られていく、このままでは…
クリム『お兄ちゃん…♡』
ウォレス「…！！！！」
腰を引いて引き抜こうとしたが…
クリム『やだやだやだやだぁ！！！！お兄ちゃんといっぱい赤ちゃん作って幸せに暮らすの！！！！だから抜いちゃやだぁぁぁ！！！！』
そのまま脚を絡めてきて抜けないようにされた
ウォレス「！！！！！！！！」
クリム『ぁつぃの♡でてる…♡お兄ちゃんの…♡赤ちゃんのもと…♡』
脱力感とその他もろもろの感覚で力が抜ける…
クリム『入って…！』
首に着けていた結晶が身体に沈んでいく…
ウォレス「！？」
クリム『ぁ…♡』
力なく倒れ込んでくる
ウォレス「大丈夫か？」
クリム『お兄ちゃんとの赤ちゃんのもと…もっと欲しい…♡』
ウォレス「本当に大丈夫なのか？」
クリム『うん…♡次は…♡』
先ほど食べようとした果実を口に放り込み咀嚼してのみ込む
ウォレス「！？」
締め付けが変化している、そして彼女も…
クリム『…♡』
一気に重くなった、何が起きたというのだ！？
クリム『おっぱいおっきくなるって聞いてたけど、これは…♡』
昔見た突然変異で俺がしゃがんだら首から下を隠せるほど巨大になったカボチャ、確かお化けカボチャという名前だったかな…ほどまで大きくなっていた…
クリム『おっぱいあついぃ…♡』
目の前にある巨大化した彼女の胸からは白い液体が…
ウォレス「まさか、もう！？」
クリム『これがこの木の実の力…すごい…♡』
ウォレス「こんなに早く…」
クリム『違うよ、そんなに早く赤ちゃんほしいの…♡』
ウォレス「え、あ、いや…」
クリム『おっぱい、飲んでね…♡』
ウォレス「！！！！」
そのまま目の前にあるおっぱいに吸い付き、突き上げる
クリム『お兄ちゃん♡おっぱい美味しい…？クリムのおっぱい美味しい？』
ウォレス「すごく美味しい」
クリム『なら赤ちゃん生まれるまでしよ…♡』
ウォレス「！！！！！！！！」
そのまままた注ぎ込む
クリム『お兄ちゃぁん♡もっともっとちょうだいぃ…♡』
収まった頃には日付が何日か変わっていた
クリム『お兄ちゃん、とっても気持ち良かったよ…♡』
ウォレス「！？」
確かアリスは、行為の記憶を忘れてしまうはずでは…！？
クリム『さっき着けてた結晶、あれは不思議の国の魔力をいれたもので身体と心に愛し合った記録を忘れないように刻むもの。これが効いてる間はいろいろな言葉とかも使えるようになるって女王様が言ってたよ』
ウォレス「女王様？」
クリム『不思議の国の女王様だよ』
ウォレス「なるほど…」
それからサイズが意思で変えられることを彼女から聞き頭を抱き抱えられるサイズまで縮めた上で抱き抱えられながら眠り、起きて報告に行った
和也「とりあえず、良かった。」
雫『あら？木の実使わなかったの？』
クリム『私の思うままに変えられるみたい』
和也「なら、不思議の国へ行くと良い。結晶があるとは言えそれは不完全だ。だから効果が消えんうちにな」
ウォレス「本当に、ありがとう。」
和也「礼は女王に言え、この案を出したのは女王だ」
クリム『…♡』
そして迎えが来たので不思議の国へ向かう
ウォレス「なら…」
和也「ここから始まるんだ、まぁ、あそこならそうそう何もないだろ。元気でな」
クリム『お金…』
和也「要らん、女王からいろいろ貰った」
クリム『？』
和也「金とかいろいろな」
クリム『ありがとう、本当にありがとう！！！！』
彼らに見送られ不思議の国に旅立つ、きっとこの世界で生まれ変わった俺の人生は始まるのだろうと思った。怪物としてではなく一人の存在として…
痩身の怪物と小さな花 おわり
19/09/29 12:24更新 / サボテン
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