彼らの休日・エピローグ
オスカーたちと分かれたその帰り道のこと…
和也「どこかで飯を食べて、帰るか」
楓『そうですね。』
雫『家は大丈夫なんですか?』
和也「ああ、大丈夫だ。」
瑠璃『?』
和也「もし不法侵入無理にでもしようとしたら…」
多分、俺の笑みはとても冷たいのだろう、彼女達は困惑している…
楓『何を…?』
和也「本当はダムダム弾で蜂の巣にしてやろうかとも考えたがな」
雫『ダムダム弾?』
和也「分かりやすく言えば本来はそのあまりの残酷さで世界的に使うのが禁止されてる弾丸で弾丸の先端の装甲を薄くして切り込みをいれてあるんだ、ジュンさんが防衛のため極秘に作ってくれた。」
雫『それって…』
和也「そう、銃弾が体内に刺さると中で裂けて爆発する。つまり銃弾を受けた前面は普通の銃で撃たれた傷だが背面は見るも無惨なことになる」
瑠璃『おぞましい…』
和也「だがこれやるといろいろ喧しくなりそうだったからな…」
楓『で、なにやったんですか?』
和也「魔界の雷の魔力で作ったプラズマ弾だ、これなら死にはしない。人間としては御陀仏だろうけどな」
雫『一安心…』
和也「敵に情けはかけたくないんだがな」
雫『繰り返すかもしれない、からですよね』
和也「そうだ、それで他人に危害が加わったときに責任とれるのか?ってな」
瑠璃『そのプラズマ弾を受けたらどうなるの?』
和也「感電死したようになり、魔物として蘇生する」
楓『なるほど』
和也「俺は三人を守るためなら法だろうが人道だろうが壊してでも守る覚悟がある」
雫『でも踏みとどまりましたよね…』
和也「後処理面倒だしな」
瑠璃『そっち!?』
和也「不法侵入してくるやつらは大抵ろくでなしだからな」
楓『確かに…』
和也「さて、うちの近くの町についたし飯にしよう」
雫『はい。』
彼女たちは安堵した顔をしている
和也「なら、これとこれで」
瑠璃『これにしよ』
楓『これにします』
雫『ならこれで。』
各自食べるものを決めて食事にする
瑠璃『どうしてジュンさんはそんな危険なものを作ろうと…』
和也「話によると、帰りに過激派の教団に襲われたたらしい」
楓『…大丈夫だったの?』
和也「ああ、武装したのが隠れてたのを含め五人いたらしいがキレて全員返り討ちだ、そのままトドメを刺そうとしたところで駆けつけてきた魔物の警官と彼女に必死の懇願を受けて攻撃をやめたらしい」
三人『どれだけやったの!?』
三人は口を揃えて言う
和也「ジュンさんはそいつらをみんな手足とあばらの骨を粉々に砕いてさらに片っ端からボクサーがサンドバッグにする扱いのように殴っていた。というよりもそれであばらの骨を粉々にする結果になったとのことだ、さらに追撃を加えようとしたがそうなる前に彼女が止めたとか」
雫『なら良かった…』
和也「で、襲撃を受けるかもしれないと作ったのをくれたんだ」
瑠璃『責められないけど容赦ない…』
和也「まあ、命奪わずに残しただけでも感謝してほしいくらいだけどな」
楓『そうですね…』
和也「さて、いただきます」
瑠璃『いただきます♪』
楓『いただきます♪』
雫『いただきます♪』
どうやらちゃんと理由があることを納得した上であくまでも防衛のためだということを理解してくれたらしい
和也「ごちそうさまでした」
瑠璃『ごちそうさまでした♪』
楓『ごちそうさまでした♪』
雫『ごちそうさまでした♪』
そのまま帰宅の路につく…
和也「なんだこれは」
家の前で何人か倒れている、体液ドバドバで…
和也「こいつら、侵入者らしいな」
ノワール『そうよ、こいつらを徹底的に調教するから命だけは奪わないでくれないかしら…?』
和也「あのリリムから聞いたか」
リヴィア『聞いた、ここの旦那さんは怒らせると容赦がない上で相手を殺せる特異個体のインキュバスだって』
和也「わかった、だが、それは君たちに大きな責任があるということを重々承知の上だろうな?」
クリム『この人たち、最初から悪い人じゃなかったよ?』
和也「なにか理由が?」
ノワール『また教団の内部腐敗が原因よ、弱者からの搾取、それからの逃亡生活が彼らを賊に変えた』
和也「教団滅んでしまえ、救う価値さえない」
リヴィア『最大の悪は貧困、貴方もそれはわからない?』
和也「それと無知だな、よく魔物のことを教えてやれよ?」
クリム『うん!』
和也「全く…」
楓『貴方なら、まあそうしますよね…』
和也「ただ、チャンスは今回だけだ。」
雫『かれらなら、大丈夫でしょう…』
和也「だといいがな」
瑠璃『信用してないね…』
和也「所属で見たくはないがどうしてもな…最初のがデフォになってしまう」
そうして、俺たちは家についたのだった。
和也「ただいまっと」
楓『帰って来ましたね♪』
雫『久々の我が家です♪』
瑠璃『うん♪』
和也「やつらの監視はやりすぎくらいにしておかんとな」
俺は改めて警戒を強めるのだった
彼らの休日・エピローグ おわり
和也「どこかで飯を食べて、帰るか」
楓『そうですね。』
雫『家は大丈夫なんですか?』
和也「ああ、大丈夫だ。」
瑠璃『?』
和也「もし不法侵入無理にでもしようとしたら…」
多分、俺の笑みはとても冷たいのだろう、彼女達は困惑している…
楓『何を…?』
和也「本当はダムダム弾で蜂の巣にしてやろうかとも考えたがな」
雫『ダムダム弾?』
和也「分かりやすく言えば本来はそのあまりの残酷さで世界的に使うのが禁止されてる弾丸で弾丸の先端の装甲を薄くして切り込みをいれてあるんだ、ジュンさんが防衛のため極秘に作ってくれた。」
雫『それって…』
和也「そう、銃弾が体内に刺さると中で裂けて爆発する。つまり銃弾を受けた前面は普通の銃で撃たれた傷だが背面は見るも無惨なことになる」
瑠璃『おぞましい…』
和也「だがこれやるといろいろ喧しくなりそうだったからな…」
楓『で、なにやったんですか?』
和也「魔界の雷の魔力で作ったプラズマ弾だ、これなら死にはしない。人間としては御陀仏だろうけどな」
雫『一安心…』
和也「敵に情けはかけたくないんだがな」
雫『繰り返すかもしれない、からですよね』
和也「そうだ、それで他人に危害が加わったときに責任とれるのか?ってな」
瑠璃『そのプラズマ弾を受けたらどうなるの?』
和也「感電死したようになり、魔物として蘇生する」
楓『なるほど』
和也「俺は三人を守るためなら法だろうが人道だろうが壊してでも守る覚悟がある」
雫『でも踏みとどまりましたよね…』
和也「後処理面倒だしな」
瑠璃『そっち!?』
和也「不法侵入してくるやつらは大抵ろくでなしだからな」
楓『確かに…』
和也「さて、うちの近くの町についたし飯にしよう」
雫『はい。』
彼女たちは安堵した顔をしている
和也「なら、これとこれで」
瑠璃『これにしよ』
楓『これにします』
雫『ならこれで。』
各自食べるものを決めて食事にする
瑠璃『どうしてジュンさんはそんな危険なものを作ろうと…』
和也「話によると、帰りに過激派の教団に襲われたたらしい」
楓『…大丈夫だったの?』
和也「ああ、武装したのが隠れてたのを含め五人いたらしいがキレて全員返り討ちだ、そのままトドメを刺そうとしたところで駆けつけてきた魔物の警官と彼女に必死の懇願を受けて攻撃をやめたらしい」
三人『どれだけやったの!?』
三人は口を揃えて言う
和也「ジュンさんはそいつらをみんな手足とあばらの骨を粉々に砕いてさらに片っ端からボクサーがサンドバッグにする扱いのように殴っていた。というよりもそれであばらの骨を粉々にする結果になったとのことだ、さらに追撃を加えようとしたがそうなる前に彼女が止めたとか」
雫『なら良かった…』
和也「で、襲撃を受けるかもしれないと作ったのをくれたんだ」
瑠璃『責められないけど容赦ない…』
和也「まあ、命奪わずに残しただけでも感謝してほしいくらいだけどな」
楓『そうですね…』
和也「さて、いただきます」
瑠璃『いただきます♪』
楓『いただきます♪』
雫『いただきます♪』
どうやらちゃんと理由があることを納得した上であくまでも防衛のためだということを理解してくれたらしい
和也「ごちそうさまでした」
瑠璃『ごちそうさまでした♪』
楓『ごちそうさまでした♪』
雫『ごちそうさまでした♪』
そのまま帰宅の路につく…
和也「なんだこれは」
家の前で何人か倒れている、体液ドバドバで…
和也「こいつら、侵入者らしいな」
ノワール『そうよ、こいつらを徹底的に調教するから命だけは奪わないでくれないかしら…?』
和也「あのリリムから聞いたか」
リヴィア『聞いた、ここの旦那さんは怒らせると容赦がない上で相手を殺せる特異個体のインキュバスだって』
和也「わかった、だが、それは君たちに大きな責任があるということを重々承知の上だろうな?」
クリム『この人たち、最初から悪い人じゃなかったよ?』
和也「なにか理由が?」
ノワール『また教団の内部腐敗が原因よ、弱者からの搾取、それからの逃亡生活が彼らを賊に変えた』
和也「教団滅んでしまえ、救う価値さえない」
リヴィア『最大の悪は貧困、貴方もそれはわからない?』
和也「それと無知だな、よく魔物のことを教えてやれよ?」
クリム『うん!』
和也「全く…」
楓『貴方なら、まあそうしますよね…』
和也「ただ、チャンスは今回だけだ。」
雫『かれらなら、大丈夫でしょう…』
和也「だといいがな」
瑠璃『信用してないね…』
和也「所属で見たくはないがどうしてもな…最初のがデフォになってしまう」
そうして、俺たちは家についたのだった。
和也「ただいまっと」
楓『帰って来ましたね♪』
雫『久々の我が家です♪』
瑠璃『うん♪』
和也「やつらの監視はやりすぎくらいにしておかんとな」
俺は改めて警戒を強めるのだった
彼らの休日・エピローグ おわり
19/09/25 23:39更新 / サボテン
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