巡り合いの糸は赤いとは限らない
俺は青井 陽介。高3で今日は卒業式だ。
陽介「ふぁ…やっぱり退屈だったな…」
何とか卒業式が終わり、俺は帰ろうとしていると一人の女子生徒に話しかけられた。
???『やっと見つけた…』
彼女は恐らくアラクネ系の魔物娘だ、他の魔物娘と違って露出も少なくてなんというか地味な感じだ、俺をじっと見ている。まさかファスナーでも開いてるのか!?
陽介「お、俺をお探し?」
???『えぇ、やっと見つけました。』
陽介「で、何の用?」
???『貴方はおぼえていないかもしれませんが、私たち魔物娘は、前世の記憶を持っている存在が少数ですが居ます。』
陽介「それ聞いたことある、人間もごく少数だが居るらしいな」
???『そして、私たちは前世で愛し合い夫婦だったんです。』
陽介「な、なんだって…!?」
実は俺は夢で誰か顔はぼやけてわからないがその女と夫婦になっている夢を前に何度か見たことがある、もしかして…
陽介「だとしたら…」
???『?』
陽介「君が、あの夢に出てきた…」
???『そ、そうです…!』
陽介「俺は青井陽介だ。」
???『知っています、私は紬葵と言います。』
陽介「で、葵さん。」
葵『はい』
陽介「前世に倣うか?」
葵『もちろん。』
陽介「ありがとうな、ぼやけていた夢の正体とその対象から言ってきてくれたんだからな。」
葵『は、はい…』
彼女は何故か赤くなっている。
陽介「しかし、卒業式後のばか騒ぎもできないな」
葵『?』
陽介「友人たちは悉く魔物にかっさらわれたから」
葵『まあ、仕方ないですねそれは…』
陽介「君に言われる前にかっさらわれたらと思うと、ゾッとする。」
葵『…』
それから少し話して、俺の家にいくことになった。
陽介「ただいま、っと。」
葵『お父様やお母様は?』
陽介「式が終わったら息子放ったらかして旅行だとよ、魔物になってアグレッシブになりすぎだ全く…」
葵『…』
それから昼をカップ麺で済まそうとするが彼女が料理をしてくれた。
陽介「うん、うまい。」
葵『良かった…』
それから話したりテレビを見ていたら夕方ですっかり日は傾いていた。
陽介「帰らなくて良かったのか?」
葵『親には言ってあるので大丈夫です』
陽介「お、おう。」
彼女は用意していたらしく、バスタオルや着替えまで持ってきていた。
陽介「風呂沸いた、先どうぞ。」
葵『はい…』
彼女が風呂に向かって、俺は呟いた。
陽介「魔物が泊まると言うことは、多分そう言うことなんだろうな…」
それからしばらくして、彼女は上がってきた。
葵『上がったら、大事な話があります…』
陽介「お、おう。」
体を洗って湯船に浸かり、暖まったところで上がる。
陽介「話って…?」
葵『実は…』
彼女はすべてを話した。本当は前世で夫婦になっていたことは嘘だったこと、俺が見た夢も初夏に俺が網戸で寝ていたときに糸を網戸の隙間から通して俺の精神にそういう夢を流し込んでいたこと、そして高校に入学してすぐに俺をずっとつけ回していたことを
陽介「みんな繋がった。」
葵『?』
陽介「いや、入学してからしばらくの間支線を感じてたんだけど君だったんだな」
葵『は、はぃ…』
陽介「今までのことを整理すると、縁もゆかりもなにもない俺を好きになったと言うことでいいか?」
葵『…はい!』
陽介「ありがとうな」
葵『…え?』
陽介「もう少し早く言ってきてほしかったけど、ありがとうな」
葵『…!!!!!!』
そのまま俺は床に押し倒された
陽介「…え?」
葵『もう、我慢できません…♥️』
陽介「部屋、行こうか」
葵『…はい♥️』
彼女の目は蕩けたようになっている
陽介「なら、するのか?」
葵『はい…♥️』
何故か脱がされる、自分で脱げるのに
陽介「自分で脱げるのに」
葵『それがそそるんですよ❤️』
陽介「そうなのか、ならいいや」
葵『なら、私に任せて下さいね…♥️』
陽介「そうだな、種族的な経験値の差はでかいし」
俺は仰向けに寝かされると、何故か糸で絡め取られた
葵『…♥️』
陽介「あ、手は動かせるようにしてくれたのか」
彼女に絡め取られて、密着するような形になっている。頭を抱き抱えられるような感じだ
葵『陽介、貴方の好きなものはみんな知ってます…♥️』
陽介「え?」
葵『こんな風にしたいんですよね♥️』
そのまま完全に密着する、何かがちぎれるような感覚のあとに精神を焼き焦がすような快楽が俺に襲いかかる
葵『ひとつに、なれましたね…♥️』
陽介「まさか…」
葵『はい、初めては貴方のためにずっととっておいたんですよ…?』
陽介「痛いなら、無理はしないでくれよ…?」
葵『なら、少しだけこのまま…』
陽介「…」
そのまま彼女の背中に腕を回し抱き締める
葵『!!!』
陽介「?」
葵『我慢できません…♥️』
その瞬間彼女の中が優しく舐り回し、吸い付き、もみしだくように動く
葵『気持ちいいですか?』
陽介「すごく気持ちいい…!!!」
葵『嬉しい…♥️』
もう我慢の限界に達する寸前だ…早く引き抜かないと…
葵『やだ!赤ちゃん何人だって産んであげるから抜いちゃやだぁぁぁぁ!!!』
陽介「!!!!」
そのまま耐えきれずに爆発するような感覚で彼女の中にどんどん注いでいく…
葵『ぁ…♥️いっぱい…♥️』
緩み幸せそうに蕩けた顔を見て俺は思わず…
陽介「っ!」
彼女の頭を引き寄せて貪るようにキスをしてしまう
葵『ん!ん…♥️』
それが一分だったのか五分だったのか十分だったのかはわからないが、口を離す…
陽介「まだまだ足りない、何でだ…?」
葵『夜は長いんです、精魂尽き果てるまで…♥️』
陽介「…」
現金なことに俺は彼女の想いより彼女の身体の虜になっていた、自分が嫌になった…
葵『?』
陽介「想いより先に身体の虜になるなんてな、なんか自分が嫌になった」
葵『なら、もっと私に陽介の精を飲ませて…♥️』
陽介「!!!」
母性的、でもとても淫靡な笑みを浮かべた彼女に応えるべく、俺は彼女を貪るように味わうのだった。
終わり
陽介「ふぁ…やっぱり退屈だったな…」
何とか卒業式が終わり、俺は帰ろうとしていると一人の女子生徒に話しかけられた。
???『やっと見つけた…』
彼女は恐らくアラクネ系の魔物娘だ、他の魔物娘と違って露出も少なくてなんというか地味な感じだ、俺をじっと見ている。まさかファスナーでも開いてるのか!?
陽介「お、俺をお探し?」
???『えぇ、やっと見つけました。』
陽介「で、何の用?」
???『貴方はおぼえていないかもしれませんが、私たち魔物娘は、前世の記憶を持っている存在が少数ですが居ます。』
陽介「それ聞いたことある、人間もごく少数だが居るらしいな」
???『そして、私たちは前世で愛し合い夫婦だったんです。』
陽介「な、なんだって…!?」
実は俺は夢で誰か顔はぼやけてわからないがその女と夫婦になっている夢を前に何度か見たことがある、もしかして…
陽介「だとしたら…」
???『?』
陽介「君が、あの夢に出てきた…」
???『そ、そうです…!』
陽介「俺は青井陽介だ。」
???『知っています、私は紬葵と言います。』
陽介「で、葵さん。」
葵『はい』
陽介「前世に倣うか?」
葵『もちろん。』
陽介「ありがとうな、ぼやけていた夢の正体とその対象から言ってきてくれたんだからな。」
葵『は、はい…』
彼女は何故か赤くなっている。
陽介「しかし、卒業式後のばか騒ぎもできないな」
葵『?』
陽介「友人たちは悉く魔物にかっさらわれたから」
葵『まあ、仕方ないですねそれは…』
陽介「君に言われる前にかっさらわれたらと思うと、ゾッとする。」
葵『…』
それから少し話して、俺の家にいくことになった。
陽介「ただいま、っと。」
葵『お父様やお母様は?』
陽介「式が終わったら息子放ったらかして旅行だとよ、魔物になってアグレッシブになりすぎだ全く…」
葵『…』
それから昼をカップ麺で済まそうとするが彼女が料理をしてくれた。
陽介「うん、うまい。」
葵『良かった…』
それから話したりテレビを見ていたら夕方ですっかり日は傾いていた。
陽介「帰らなくて良かったのか?」
葵『親には言ってあるので大丈夫です』
陽介「お、おう。」
彼女は用意していたらしく、バスタオルや着替えまで持ってきていた。
陽介「風呂沸いた、先どうぞ。」
葵『はい…』
彼女が風呂に向かって、俺は呟いた。
陽介「魔物が泊まると言うことは、多分そう言うことなんだろうな…」
それからしばらくして、彼女は上がってきた。
葵『上がったら、大事な話があります…』
陽介「お、おう。」
体を洗って湯船に浸かり、暖まったところで上がる。
陽介「話って…?」
葵『実は…』
彼女はすべてを話した。本当は前世で夫婦になっていたことは嘘だったこと、俺が見た夢も初夏に俺が網戸で寝ていたときに糸を網戸の隙間から通して俺の精神にそういう夢を流し込んでいたこと、そして高校に入学してすぐに俺をずっとつけ回していたことを
陽介「みんな繋がった。」
葵『?』
陽介「いや、入学してからしばらくの間支線を感じてたんだけど君だったんだな」
葵『は、はぃ…』
陽介「今までのことを整理すると、縁もゆかりもなにもない俺を好きになったと言うことでいいか?」
葵『…はい!』
陽介「ありがとうな」
葵『…え?』
陽介「もう少し早く言ってきてほしかったけど、ありがとうな」
葵『…!!!!!!』
そのまま俺は床に押し倒された
陽介「…え?」
葵『もう、我慢できません…♥️』
陽介「部屋、行こうか」
葵『…はい♥️』
彼女の目は蕩けたようになっている
陽介「なら、するのか?」
葵『はい…♥️』
何故か脱がされる、自分で脱げるのに
陽介「自分で脱げるのに」
葵『それがそそるんですよ❤️』
陽介「そうなのか、ならいいや」
葵『なら、私に任せて下さいね…♥️』
陽介「そうだな、種族的な経験値の差はでかいし」
俺は仰向けに寝かされると、何故か糸で絡め取られた
葵『…♥️』
陽介「あ、手は動かせるようにしてくれたのか」
彼女に絡め取られて、密着するような形になっている。頭を抱き抱えられるような感じだ
葵『陽介、貴方の好きなものはみんな知ってます…♥️』
陽介「え?」
葵『こんな風にしたいんですよね♥️』
そのまま完全に密着する、何かがちぎれるような感覚のあとに精神を焼き焦がすような快楽が俺に襲いかかる
葵『ひとつに、なれましたね…♥️』
陽介「まさか…」
葵『はい、初めては貴方のためにずっととっておいたんですよ…?』
陽介「痛いなら、無理はしないでくれよ…?」
葵『なら、少しだけこのまま…』
陽介「…」
そのまま彼女の背中に腕を回し抱き締める
葵『!!!』
陽介「?」
葵『我慢できません…♥️』
その瞬間彼女の中が優しく舐り回し、吸い付き、もみしだくように動く
葵『気持ちいいですか?』
陽介「すごく気持ちいい…!!!」
葵『嬉しい…♥️』
もう我慢の限界に達する寸前だ…早く引き抜かないと…
葵『やだ!赤ちゃん何人だって産んであげるから抜いちゃやだぁぁぁぁ!!!』
陽介「!!!!」
そのまま耐えきれずに爆発するような感覚で彼女の中にどんどん注いでいく…
葵『ぁ…♥️いっぱい…♥️』
緩み幸せそうに蕩けた顔を見て俺は思わず…
陽介「っ!」
彼女の頭を引き寄せて貪るようにキスをしてしまう
葵『ん!ん…♥️』
それが一分だったのか五分だったのか十分だったのかはわからないが、口を離す…
陽介「まだまだ足りない、何でだ…?」
葵『夜は長いんです、精魂尽き果てるまで…♥️』
陽介「…」
現金なことに俺は彼女の想いより彼女の身体の虜になっていた、自分が嫌になった…
葵『?』
陽介「想いより先に身体の虜になるなんてな、なんか自分が嫌になった」
葵『なら、もっと私に陽介の精を飲ませて…♥️』
陽介「!!!」
母性的、でもとても淫靡な笑みを浮かべた彼女に応えるべく、俺は彼女を貪るように味わうのだった。
終わり
19/05/05 02:17更新 / サボテン