我が心に森深く
俺は遭難していた。
森林の奥深くに道を見失い、大雑把な記憶による現在位置の推測と方位磁針で、なんとか森の外へ、街へと一縷の望みに請い縋るような気持ちで歩き続けていた。
この辺りは湖沼地帯らしい、悪い足場と高い湿度に、その一縷の望みが張り切れそうな不安が襲う、俺はあまりに疲弊していたのだ。
その時。
頭上の木からばさり、と大きな音がし、俺に影を落としたかと思うと、すぐにまた別の木からばさり。
なにか、相当に大きな生き物が木々の間を飛び移った音に違いない。
足を止め、込み上げる恐怖と戦いながら頭上の木々に目を凝らす。
目の動きに合わせて死角を飛び移る音と何かの影に、ますます増幅する恐怖が弾け、叫び声を上げようとしたその瞬間。
俺は風切り音と共に飛んできたそれに反応出来ず、身を竦めた。
その直後に理解できたのは、「飛んできた」と言う表現が相応しくないこと、「伸びてきた」のだ。
この、悍ましく長い舌が!
伸びてきた舌は肩から腹までを巻き取って行き、終いに舌先はズボンの上から股間にあてがわれた。
直面した理外の事態に半ば思考を停止しながら必死に身をよじっていると、樹上から「舌の持ち主」が飛び降りてきた。
その姿はカエルと人…それも少女を掛け合わせたような姿だった。
先程彼女が飛び回っていた樹々からの木漏れ日を受け、その肌は粘膜でぬらぬらと光る。
妖艶だった。
同じく舌に纏っていた粘膜が服にしみ、俺の肌を湿らせるのを感じながら、俺はなぜか、その悍ましかったはずの彼女の姿に、明らかに興奮をしていた。
「こんなところに人が来るなんて、しかも男の人、ふふ」
自然な日本語で話す不自然さ(更に言えば彼女は舌を伸ばしている)も気にせずに、俺の意識は彼女の姿に釘付けになっていた。
「ふふふ、もうこんなにしちゃってる…」
と、彼女は舌先ですでに硬くなっていた股間を撫で回すように舐め回しながら笑った。
彼女は歩み寄り、上半身は拘束したまま、俺のズボンを剥ぎ取る。
「ここんとこ暇してたの、相手してね?」
構いやしないだろうけど、と付け足しながら彼女は強引に屹立しきった俺のペニスを引き出し頬を赤みがかった緑色?に上気させ、好色そうな笑みを浮かべる。
彼女はまず舌を巻き戻して口内にどうやってか収納し、解放されて後ろに倒れこんだ俺に勢いよく口づけてきた。
彼女は両手でいとも容易く俺の上半身の服を引き裂き、その柔らかで滑った白い腹を密着させ、豊満な胸を潰すように押し付けて来る。
口づけあった口内は正に蹂躙、長い舌を俺の口一杯に伸ばしてのたうちまわり、その度口の中は粘液の甘さに染まる。
そして当然。彼女はそれらによって更に硬く大きく、はち切れんばかりに膨れた「それ」を決して見逃しはしなかった。
彼女は腕を俺の背中に回してしっかりと抱きつき、例に漏れず粘液をまとわりつかせた大きな後足でペニスを挟み込む、
キスされながらの吸い付くようでありながら粘液に塗れ、ぬるぬると潤滑な両足の裏で敏感なペニスの亀頭から根元までを器用に圧し潰すようにして擦り合わすその足コキの快楽は並のセックス以上のものであり、俺はその未知の快感にいくらも持たずすぐにあえなく射精した。
いつもよりはるかに長い射精中も彼女はペニスを暫くは扱き続けて居たが、射精が完全に終わると長いキスをやめ、大量の精液を絡んだ足裏同士を馴染ませるように摺り合わせ、うっとりとして喋り始めた。
「ふふ、美味しいなぁ。久々の精液だってのを抜きにしても、キミは中々上物じゃない?」
同意を求められても困る──などと考えながら強烈な射精の余韻に浸っていると
「じゃあ次は別のとこに出してもらおっかな」
そう言って彼女はふふ、とおきまりの笑い声を上げ射精後に関わらず硬く勃起したままのペニスを咥えた。
例の長い舌でペニスをぐるぐる巻きにし隅々までねぶり上げる。
射精直後で敏感なペニスにはあまりに酷な刺激に、俺は叫びとも喘ぎともつかぬ声をあげて身悶えする。
彼女は俺の引ける腰に腕を回ししっかりと抑え付けてねぶり続ける。
今度はそこにバキュームを加えて精液を搾り取ろうとし、
さらにそこにストロークを加え、辺りにはこれ以上ないほどに卑猥な音が響き渡る。
そんな激しいフェラに、二回目といえどやはり耐えることなどままならず、またしても大量の精液をぶちまけてしまう。
彼女は精液の最後の一滴まで吸い尽くそうとバキュームを一層強め、その快感に俺はただ身をそらせて痙攣する。
「んふ、やっぱり美味しいや」
彼女はやっとのことでペニスを解放して満足げにそう言うと、あまりの快感に虚脱してへたり込んでいる俺を見下ろし、
「ふふふふ、まだへばっちゃダメだよ?ホンバンはこれからなんだから」
と、とても愉快そうに諫めてくる。
言うが早いか制止する俺の声も無視して跨り、萎えることを忘れたかのようにそそり立つペニスを自分の秘所にあてがい、ゆっくりと、焦らすようにゆっくりと腰を落とす。
「ふふふ、ぬぷぬぷーって、どんどん入って行っちゃうよ?」
既に亀頭の部分は咥え込まれ、それだけで全身を駆け巡る電流のような快感に甘い声が漏れ出る。
その中は非常に狭く、それでいてしとどに溢れる粘液でペニスはゆっくりとではあるがスムーズに奥へ奥へと中をかき分けて進む。
肉壁はうねり、精液を搾り取ろうとする一個の生物のように俺のペニスを責め立て、ペニスが根元まで咥え込まれた頃には
「どう?気持ちイイでしょ?」
と問いかける彼女に、言葉にならない喜悦の声で、ただただ肯定し続けることしかできなくなっていた。
と、その時。
彼女のただでさえじっとりとした好色そうな眼差しに嗜虐の色が混ざり、ニヤリと口元を緩めたその笑みは明らかな不穏さを醸し出した。
───ヤバい。
俺の脳裏にその危険信号が灯った瞬間、彼女が一言「行くよ?」と言ったかと思うと、余りに激しいピストン運動が始まった。
正にカエルのように、俺のペニスをしっかりと包み込んだまま腹の上で飛び跳ねる少女は飛ぶたびに「ふっ」だの「あっ」だのと短く息を吐きながら、
視線はしっかりと俺をあの薄笑い顔で見下ろして来る。
当の俺はもはや身動きする気力も失せて、喘ぎ声をあげながら搾精されるがままになっていた。
やはり限界はすぐに訪れた。
だが眼前が白飛びするような強烈な快感に浸ることすら許されず、彼女は少しもスピードを緩めずにピストンを続けたのだ。
目を白黒させる俺に彼女は笑い声を上げる
「うふふっ、まだまだ終わらせないよっ」
肌が打ち合い粘液が弾け飛ぶ小気味好いリズムの中で、許容量を遥かに超えた快楽の洪水に、俺はただただ沈んで行った…
目を覚ませばやはり森の中、凄まじい倦怠感に身じろぎしていると
「気がついた?」
と、彼女が声をかけてきた。
「ゴメンねぇ、あんまり楽しくってついつい搾りすぎちゃった」
力なく笑う俺を見て彼女もふふ、と笑う、次いで
「で、多分だけどキミって、道に迷ってここに来たんでしょ?」
と聞く彼女に、喉を鳴らして肯定の声を絞り出す。
「それじゃあさ、キミが歩けるまでに回復したら、出口まで案内してあげるよ、この森には詳しいからね」
願っても無い話だった。
そうして俺は次の日に彼女。
名乗る所によれば桑音(クワネ)というらしいが、クワネに導かれて森を抜け出し、無事我が家に帰り着いた。
今は今までと変わらず普段通りの日々を送っているが、彼女のことを思い出すたび、心に穴が空いたような気分になる。
もう会えないのだろうか?だとしたらそれは彼女に出会う直前の状況以上に絶望的に思えた。
住んでいるマンションから外出しようとエレベーターホールに向かうと、そこでオバさん2人が話し込んでいた。
マンション周りの植え込みの木から「ばさり」と音がするそうだ。
森林の奥深くに道を見失い、大雑把な記憶による現在位置の推測と方位磁針で、なんとか森の外へ、街へと一縷の望みに請い縋るような気持ちで歩き続けていた。
この辺りは湖沼地帯らしい、悪い足場と高い湿度に、その一縷の望みが張り切れそうな不安が襲う、俺はあまりに疲弊していたのだ。
その時。
頭上の木からばさり、と大きな音がし、俺に影を落としたかと思うと、すぐにまた別の木からばさり。
なにか、相当に大きな生き物が木々の間を飛び移った音に違いない。
足を止め、込み上げる恐怖と戦いながら頭上の木々に目を凝らす。
目の動きに合わせて死角を飛び移る音と何かの影に、ますます増幅する恐怖が弾け、叫び声を上げようとしたその瞬間。
俺は風切り音と共に飛んできたそれに反応出来ず、身を竦めた。
その直後に理解できたのは、「飛んできた」と言う表現が相応しくないこと、「伸びてきた」のだ。
この、悍ましく長い舌が!
伸びてきた舌は肩から腹までを巻き取って行き、終いに舌先はズボンの上から股間にあてがわれた。
直面した理外の事態に半ば思考を停止しながら必死に身をよじっていると、樹上から「舌の持ち主」が飛び降りてきた。
その姿はカエルと人…それも少女を掛け合わせたような姿だった。
先程彼女が飛び回っていた樹々からの木漏れ日を受け、その肌は粘膜でぬらぬらと光る。
妖艶だった。
同じく舌に纏っていた粘膜が服にしみ、俺の肌を湿らせるのを感じながら、俺はなぜか、その悍ましかったはずの彼女の姿に、明らかに興奮をしていた。
「こんなところに人が来るなんて、しかも男の人、ふふ」
自然な日本語で話す不自然さ(更に言えば彼女は舌を伸ばしている)も気にせずに、俺の意識は彼女の姿に釘付けになっていた。
「ふふふ、もうこんなにしちゃってる…」
と、彼女は舌先ですでに硬くなっていた股間を撫で回すように舐め回しながら笑った。
彼女は歩み寄り、上半身は拘束したまま、俺のズボンを剥ぎ取る。
「ここんとこ暇してたの、相手してね?」
構いやしないだろうけど、と付け足しながら彼女は強引に屹立しきった俺のペニスを引き出し頬を赤みがかった緑色?に上気させ、好色そうな笑みを浮かべる。
彼女はまず舌を巻き戻して口内にどうやってか収納し、解放されて後ろに倒れこんだ俺に勢いよく口づけてきた。
彼女は両手でいとも容易く俺の上半身の服を引き裂き、その柔らかで滑った白い腹を密着させ、豊満な胸を潰すように押し付けて来る。
口づけあった口内は正に蹂躙、長い舌を俺の口一杯に伸ばしてのたうちまわり、その度口の中は粘液の甘さに染まる。
そして当然。彼女はそれらによって更に硬く大きく、はち切れんばかりに膨れた「それ」を決して見逃しはしなかった。
彼女は腕を俺の背中に回してしっかりと抱きつき、例に漏れず粘液をまとわりつかせた大きな後足でペニスを挟み込む、
キスされながらの吸い付くようでありながら粘液に塗れ、ぬるぬると潤滑な両足の裏で敏感なペニスの亀頭から根元までを器用に圧し潰すようにして擦り合わすその足コキの快楽は並のセックス以上のものであり、俺はその未知の快感にいくらも持たずすぐにあえなく射精した。
いつもよりはるかに長い射精中も彼女はペニスを暫くは扱き続けて居たが、射精が完全に終わると長いキスをやめ、大量の精液を絡んだ足裏同士を馴染ませるように摺り合わせ、うっとりとして喋り始めた。
「ふふ、美味しいなぁ。久々の精液だってのを抜きにしても、キミは中々上物じゃない?」
同意を求められても困る──などと考えながら強烈な射精の余韻に浸っていると
「じゃあ次は別のとこに出してもらおっかな」
そう言って彼女はふふ、とおきまりの笑い声を上げ射精後に関わらず硬く勃起したままのペニスを咥えた。
例の長い舌でペニスをぐるぐる巻きにし隅々までねぶり上げる。
射精直後で敏感なペニスにはあまりに酷な刺激に、俺は叫びとも喘ぎともつかぬ声をあげて身悶えする。
彼女は俺の引ける腰に腕を回ししっかりと抑え付けてねぶり続ける。
今度はそこにバキュームを加えて精液を搾り取ろうとし、
さらにそこにストロークを加え、辺りにはこれ以上ないほどに卑猥な音が響き渡る。
そんな激しいフェラに、二回目といえどやはり耐えることなどままならず、またしても大量の精液をぶちまけてしまう。
彼女は精液の最後の一滴まで吸い尽くそうとバキュームを一層強め、その快感に俺はただ身をそらせて痙攣する。
「んふ、やっぱり美味しいや」
彼女はやっとのことでペニスを解放して満足げにそう言うと、あまりの快感に虚脱してへたり込んでいる俺を見下ろし、
「ふふふふ、まだへばっちゃダメだよ?ホンバンはこれからなんだから」
と、とても愉快そうに諫めてくる。
言うが早いか制止する俺の声も無視して跨り、萎えることを忘れたかのようにそそり立つペニスを自分の秘所にあてがい、ゆっくりと、焦らすようにゆっくりと腰を落とす。
「ふふふ、ぬぷぬぷーって、どんどん入って行っちゃうよ?」
既に亀頭の部分は咥え込まれ、それだけで全身を駆け巡る電流のような快感に甘い声が漏れ出る。
その中は非常に狭く、それでいてしとどに溢れる粘液でペニスはゆっくりとではあるがスムーズに奥へ奥へと中をかき分けて進む。
肉壁はうねり、精液を搾り取ろうとする一個の生物のように俺のペニスを責め立て、ペニスが根元まで咥え込まれた頃には
「どう?気持ちイイでしょ?」
と問いかける彼女に、言葉にならない喜悦の声で、ただただ肯定し続けることしかできなくなっていた。
と、その時。
彼女のただでさえじっとりとした好色そうな眼差しに嗜虐の色が混ざり、ニヤリと口元を緩めたその笑みは明らかな不穏さを醸し出した。
───ヤバい。
俺の脳裏にその危険信号が灯った瞬間、彼女が一言「行くよ?」と言ったかと思うと、余りに激しいピストン運動が始まった。
正にカエルのように、俺のペニスをしっかりと包み込んだまま腹の上で飛び跳ねる少女は飛ぶたびに「ふっ」だの「あっ」だのと短く息を吐きながら、
視線はしっかりと俺をあの薄笑い顔で見下ろして来る。
当の俺はもはや身動きする気力も失せて、喘ぎ声をあげながら搾精されるがままになっていた。
やはり限界はすぐに訪れた。
だが眼前が白飛びするような強烈な快感に浸ることすら許されず、彼女は少しもスピードを緩めずにピストンを続けたのだ。
目を白黒させる俺に彼女は笑い声を上げる
「うふふっ、まだまだ終わらせないよっ」
肌が打ち合い粘液が弾け飛ぶ小気味好いリズムの中で、許容量を遥かに超えた快楽の洪水に、俺はただただ沈んで行った…
目を覚ませばやはり森の中、凄まじい倦怠感に身じろぎしていると
「気がついた?」
と、彼女が声をかけてきた。
「ゴメンねぇ、あんまり楽しくってついつい搾りすぎちゃった」
力なく笑う俺を見て彼女もふふ、と笑う、次いで
「で、多分だけどキミって、道に迷ってここに来たんでしょ?」
と聞く彼女に、喉を鳴らして肯定の声を絞り出す。
「それじゃあさ、キミが歩けるまでに回復したら、出口まで案内してあげるよ、この森には詳しいからね」
願っても無い話だった。
そうして俺は次の日に彼女。
名乗る所によれば桑音(クワネ)というらしいが、クワネに導かれて森を抜け出し、無事我が家に帰り着いた。
今は今までと変わらず普段通りの日々を送っているが、彼女のことを思い出すたび、心に穴が空いたような気分になる。
もう会えないのだろうか?だとしたらそれは彼女に出会う直前の状況以上に絶望的に思えた。
住んでいるマンションから外出しようとエレベーターホールに向かうと、そこでオバさん2人が話し込んでいた。
マンション周りの植え込みの木から「ばさり」と音がするそうだ。
17/06/27 14:59更新 / とりがら