連載小説
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ホルスタウロスといろいろ(序章)
〜あらすじ〜
隣に引っ越してきたホルスタウロスとなんやかんや仲良くなりはじめてなんやかんやあって一緒にケーキ食べて紅茶飲んで…。そのあと家に帰ったところから……



「(…。……なんで仲良くなってるんだろう。なんか一緒にティラミス作る約束までしちゃったし…。相手が魔物だからか?いやそれは関係ない、決してあの身体目当てな訳じゃない俺はそんな色欲にまみれてない。でも、正直凄い可愛い…//赤面しながらの上目遣いとか…笑顔とか///。それに…あの胸はエロすぎるだろ…///。今まで申し訳ないがチラ見はしてた。けど、初めてはっきり見た…、正直超好みだ…////。…はっ!俺は何を考えて///。俺は色欲バカじゃない俺は色欲バカじゃない俺は色欲バカじゃない…///。)」
俺の股間がエマージェンシー…ッ!気がついたときには立派なテントができていて俺は自分となぞの格闘をしていた。


一方、ソラが帰った後、メグの方は。
「〜〜♪」
紅茶を飲んでほんわかしていた。
「〜♪(ソラくんの恥ずかしがってる顔、可愛かったなぁ…///。私のおっぱいチラチラ見てきてたし…///。ぁー、おっぱい押し付けたりしちゃったらどんな反応するんだろ?♪////。はぁぁきっともっと可愛いんだろうなぁ////、でもそんな恥ずかしいことできないよぉ〜っ///。なのに、淹れ方教えてくれてる時とかはかっこよくて////。褒めたときとか気にしてないようなフリして照れてるとことかも可愛いなぁ////あーソラくんソラくん♪♪////)」
…脳内では全然ほんわかしていなかった。
すると、
コンコンッ
誰かがドアを叩く。
「(はっ!いけない私ったら//。深呼吸深呼吸…ふぅーー…)…は〜い。」ガチャッ
「おぃ〜、メグちゃん元気〜?」
「あ、ルナちゃん♪!久しぶり〜♪元気だよ〜♪」
来たのはホブゴブリンのルナ、ソラにはゴブリンと伝えていたが特に理由はなく単にメグもよく分かっていないだけだ。
「こっちでの暮らしはどぉ?上手くいってそうだね〜♪…ん?あれ?…男の人の臭いがする…?あ〜、…も・し・か・し・て〜♪、ソッチの方も上手くいってるの〜?♪」
「えっ///ち、違うよ、そーゆーのじゃないよ///」
「…♪否定するところが怪しいな〜…?♪」
「ほ、ホントに違うって///。紅茶の淹れ方とか教えてもらっただけで、//」
「へー、でその人と今いい感じなのね〜♪」
「だから違うってぇ〜////」
「でも気になってはいるんでしょ?♪(ニヤニヤ)」
「っ!……//////(カァァァァ…)」
「ありゃ?、からかったつもりだったのに、本当にそうなの?」
「…っ/////(コクコクッ)」
「へー、何て人なの?うまくいきそぉ?」
「えっと、ソラっていう人で、んーうまくいくかはまだ分かんないよ〜////」
「次はいつ会うの?」
「いつかはわからないけど、一緒にケーキ作るって約束はしてる…////」
「ならその日が勝負だねっ!メグちゃん頑張って♪応援してるよ!」
「あ、ありがと。でも、頑張ってっていっても…正直どうすればいいかよく分かんなくて…///」
「ん〜そっかぁ〜……。(んんん〜考えろ〜、考えるんだ私、メグちゃんのために何かいい方法いい方法。まわれ〜まわれ私の頭っ!ソラにケーキに紅茶にメグちゃん。ん〜、……ソラにケーキに紅茶にメグちゃん。ソラにケーキに…紅茶にメグちゃん。…?…紅茶にメグちゃん…?………!、思い付いたっ!!!)メグちゃん!!」
「ひゃっ!!な、なに?」
「…(ゴニョゴニョ)♪」
「…はぇっ!?////////むむ無理無理むり無理だよそんなのっ////////」
……………


〜次の日〜
仕事なのでそれなりに早く起きる。いつも通り準備していつも通り出発する。
「あ、おはようございます♪」
気がつけばこれもいつも通りになっている気がした。
「あぁ、おはよ」
「〜♪」
「?、何かいいことあったの?」
なぜ笑顔なのかが気になってしまって思わず聞いてしまう。時間に余裕はある、多少盛り上がっても大丈夫だ。
「あ、いえ。ただ、…普通に挨拶してくれるようになったのが嬉しいだけです♪」
「そう、……。その、…最初のころは、悪かった。」
「…ソラさん、最初は怖い人かと思いましたけど、優しいんですね…♪」
照れ隠しにまた頬をぽりぽり掻いていたがそんなこと言われると余計に恥ずかしくなる。面と向かって謝るって恥ずかしい。
「お、俺もう行ってくる。///」
「はい♪いってらっしゃいです♪」
「…っ////」
いってらっしゃいって…なんでそんな恥ずかしいこと普通に言えるんだ…。悪い気はしない、けど…、というか嬉しいけど…///。

メグは次の日もその次の日もちゃんと掃除してくれていた。しかも朝早く。可愛くてしっかりもの。まずいな、非の打ち所がない。いや別に何もまずくないが。唯一気になっていた魔物という点も正直あまり気にならなくなってるんだよなぁ。別の意味で気になる場所ならあるけど…。
「別にもう掃除しなくていいよ?」
とその次の日に伝えてみたが、自分の好きで掃除してるんだから気にしなくて良いと言われてしまった。大人しくお言葉に甘えたが、ホントに尽くしてくれるなぁ…。


〜次の日〜
今日は昼過ぎに終わったので家に帰るとティラミスのレシピを書き、隣に持っていく。
コンコンッ
「はぁーい(ガチャッ)、あ、ソラさん♪どうしたんですか?」
「(あ、考えてみたら名前呼ぶの初めてだ…、落ち着け、落ち着け俺。何気ないことだろ…)メグさん、はい。これレシピ。」
「あ、(わー、初めて名前呼ばれちゃった…♪///)わざわざありがとうございます♪」
「下に書いてあるのは、そっちで用意してもらっていい?」
「はいっ♪」
「そんじゃ俺はこれで、」
「あ、ソラさんちょっと待って下さい。いま丁度紅茶淹れたんですけど、一緒にどうですか?♪」
まぁ、暇だし断る理由もない…か。というか本音は嬉しい。まったく、自分にぐらい素直になれよ俺、。
「うん、いいよ」
そう言うと嬉しそうに俺の手を引き小走りをして家に入る。その際、背中からでも見えるほど大きな胸が重たそうに、柔らかそうにたぷんったぷんっ、と揺れているのが目に入り思わず股間に熱が集まってしまう。つい先ほど自分自身に素直になれと思ったが、これは例外だ。何か別のことでも考えよう…。
「座ってください♪」
「?、うん。…?」
「では、こちらどうぞっ」
そう言い紅茶を出された。いい色、いい香りだ。それはそうとして、
「えっと、なんでそこ立ってるの?」
ずっと俺のすぐ隣に立っているのが気になる。ちょうど顔の高さに胸がありわりと刺激が強いのも…
「ちゃんと美味しく淹れられてるか、判定お願いしますっ。」
あぁそーゆーことか。たぶん何ら問題ないと思うけど…まぁいい、飲んでみるか、
「…うん。俺のとは少し味が違うけど、ちゃんと自分好みにできてるってことだと思うし、香りもいいし。うん、美味しいよ」
いい終わると同時にメグの顔がパアッと笑顔になる。
「…っありがとうございますソラさんっ!♪」
そして言うと同時に急にメグが俺のことを抱きしめてくる。そんなに嬉しいのだろうか?そこまでのことをした覚えはないんだが、それでもこうして喜んでくれているのは素直に嬉しかった。
…とまぁ冷静な俺ならこんなことを考えていただろう。冷静な俺なら…。しかし今は状況が少し、いや大きく違う。思い出して頂きたい、前述した通り俺の顔の高さにはメグの胸があるわけで、そこから抱きしめられると…

ぱふっ…♥

こうなる。首から上が立派な胸に完全にホールドされた。しかもメグが抱きしめる強さを変える度にその胸はむにゅんむにゅんと形を変えこちらの本能にこれでもかと堪能させてくる。…見ずとも分かる、いまきっと史上最高のテントが股間にできている。他のことを考えようにも与えられ続ける至福の柔らかさに思考はすぐ元に戻らされる。ヤバい、…むしゃぶりつきたい…。…だがすぐ別の問題が来た。

パンッ
メグの背中を叩く。尚も抱きしめてくる。

パンパンッ
まずい息が続かない…。そろそろ限界だ離してくれ…!

バンバンバンバンッ!
叩く力に遠慮がなくなってくる。本気で身の危険が迫っていることを訴えかけると、流石に離してくれた。
「ど、どうしたんですか?…!!ソラさん?!!顔真っ赤ですよ!大丈夫ですか?!!」
「い、ひや…、息ずっろ止めてたから…//////」
誰のせいだと思ってるんだ…。あーダメだ、舌が上手くまわんない。でも…息が苦しくなって良かった。抱きしめられものの数秒で俺はたぶんこの状態になってた。すぐに離されてたら言い訳できなかったな…。それにそのお陰でテントもまぁまぁ倒壊して誤魔化せる大きさになってくれてる。…色々危なかった。いや正直なところはずっとやってて欲しいが、…恥ずかしくて言えたもんじゃない…。それに俺はそんな色欲にまみれてない、うん。…うん、嘘じゃない…。
「そ、ソラさんホントに大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だからっ///、気にしないでいいよ//」
とは言ってもメグは相変わらず俺のことを心配そうに見てくる。頼むから顔あんま見ないでくれ恥ずかしい…///
「そ、それよりそ、それ//。いつやる?。明後日と明々後日なら俺1日中暇だけど。」
「なら明後日にしましょう♪」
「ん、分かった。それじゃ、俺帰るね。」
「はい♪」
「じゃ」
バタンッ
「…(…あーー/////ソラくんソラくんソラくん♪/////、可愛すぎるよぉ/////、思いきっておっぱい押し付けてみちゃったけど、 ソラくん…あれが私の種族の愛情表現だって、知らないよね……?////。知られちゃってたら恥ずかしいよぉ〜っ/////。それに、気づかれてるの知らないと思うけど、その…抱きしめてるときに、そ、ソラくんの、…ソラくんのが…////////。……おっきかったなぁ//////。ソラくん素敵…♥///////。あ、あれって、…私に対してこーふんして、くれたんだよ…ね…?//////。やっぱりタイミングはいま、なのかな?///、今だよね?///、ルナちゃん、私頑張るよっ!//)」

そのころ俺はというと…、
帰ってすぐ布団に向かった。なんでもいいから今すぐ抱きしめたかった。掛け布団を2つに折り、ぎゅっと抱きしめ顔を埋める。
「ふぅー…(まずい興奮が治まらない…////。メグの前では何とか誤魔化せた、…と思うけど////、…凄かったな…、この布団よりも柔らかくて、温かくて…/////。あーダメだ、我慢できないっ/////)(ヌギヌギ)」

〜10分後〜 \ピーンポーンパーンポーーーーン/

「はぁ…(あーぁ、やっちゃった…。でもあの胸は反則だろ…っ///。…けど、不完全燃焼感が半端じゃない…、……メグのに直接顔埋めながらしたらこれの何倍気持ちいいんだろ…///。いっそあの胸で挟んでくれたりしたら…////。ってバカ何考えてんだっ!/////)」
そんなことを考えながらその場の処理をし、俺はお湯を沸かそうとした。すると
コンコンッ
誰だろ、
(ガチャッ)「はい。…っ!」
まさか先ほどおかずにしてしまった相手と即座に対面するとは…罪悪感あるなぁ…。というよりもう少し早く来られてたら面倒なことになってたな。
「そ、ソラさん。あの、これっ!実はミルクティーにもちょっと挑戦してまして…、っ。良かったら飲んでみてくださいっ!」
「え、うん、」
予想外すぎることに少し戸惑ってしまったが、たぶん、本当は最初からミルクティーを飲んでほしかったのだろう。だがそもそも元が上手くできているかが心配でまずは紅茶を、ということだったんだと思う。それはそうとして…、何だかとても香りがいい。ただミルクを入れただけではこうはならないはずだが…。できれば作り方を聞きたい。
「一緒に飲まない?」
「あ、その…。嬉しいんですけど今から友達との約束があるので、すみません。」
「あ、いや別に謝んなくていいよ。これありがと。」
そう言い家に入り早速飲んでみる。……。…旨い。とってもまろやかだ、甘さが優しい。かといってスッキリしてる。なんだろ、何入れた?…正直自分のより旨い。……少し悔しい…。俺は学者気分で研究を始めた。

一方メグは、
「メグちゃ〜ん元気〜???」
「あ、ルナちゃん♪」
「ソラって人とは上手くいってるの〜?」
「えへへ〜♪結構いい感じかもっ♪///」
「それで?ミルクティーはプレゼントしたの?♪(ニヤニヤ)」
「う、うんっ///。ついさっきしたよっ////」
「お〜っ、ついに♪、いーちょーしだね〜♪あ、ケーキは?いつか決まったの?」
「うん。あ、明後日…、だよ♪/////」
「んふふ〜♪、2日もあればきっともうメグちゃんにメロメロだよ〜?明日もちゃんとあげるんだよ?♪」
「うんっ♪」
「きっと本番しちゃうんだろうな〜♪(ニヤニヤ)、私も混ぜてほしいな〜、だめ?」
「ぇ!?////、さ、流石にいくらルナちゃんでもダメだよっっ/////」
「うそうそ♪、明後日頑張ってねメグちゃん♪」
「うん、ありがと///、ルナちゃん♪」

そう、ソラは知らない。あのミルクティーの正体を……
17/08/08 22:23更新 / ぬー
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■作者メッセージ
先延ばししちゃってすみません、微エロに留まってしまいました…orz
次こそです!今回は嘘じゃないです。信じでぐれよっ!!!(CV,藤原竜也)
「はじめまして」読んで勘づいてた人いると思いますが、運命の日は明後日。ケーキ作る日ですね。楽しみにしてくれてたらこちとらこれ幸いです。個人的に気にして欲しいとこはメグは明後日本番することは否定しないんですよね、むっつりの恥ずかしがり屋ですが、まぁ魔物ですのでw。

ではでは〜。

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