連載小説
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最新版 伝説の大勇者
これまでに紹介した大勇者達

彼らの最近の様子をここに記す。

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無敗の大勇者

サラマンダー「ファラオの命令を意に介さなかったって噂は!?」
勇者「『ひざまずけ』を『ひざまくら』と聞き間違えてしまってな、
うっかり彼女に膝枕をしてしまったよ。」
サラマンダー「リリムからの求婚を拒否したってのは!?」
勇者「旅をしながら球根を育てるのは難しいのでな、
綺麗な花を咲かせる球根なのだか、断らせてもらったよ。」
サラマンダー「( ゚д゚)ポカーン」
勇者「大丈夫か?尻尾の火が消えてるぞ。」



破天荒な大勇者

妖狐「まさか九尾になったワタシをここまで追い詰めるとはね。」
勇者「………」
妖狐「質問してもいい?」
勇者「何だ?」
妖狐「どうして素手で戦うの?」
勇者「魔物娘の感触を確かめたいからだ。」
妖狐「どうしてワタシは着物を着させられてるの?」
勇者「妖狐と稲荷の服装を入れ換えたらどうなるのか気になったからだ。」
妖狐「たったそれだけの理由?」
勇者「ああ。」
妖狐「………えぇ、」



不屈の大勇者

バフォメット「お主、今度はどの様な計画を企てとる!」
勇者「フッフッフッ、これを見るがいい!」
バフォメット「なんじゃ!?この箱の数は!?」
勇者「この箱の中にはこの国にいる子供達全員の一番欲しい物が入っている。
そしてこれから、今夜中に全ての子供達に配る!」
バフォメット「なんじゃと!?」
勇者「苦労せずに欲しい物が手に入れば子供達は努力しなくなる、
そうすればやがて技術は衰退し、滅びる!」
バフォメット「なんと恐ろしいことを!」
勇者「惜しいことに、金銭的な面と準備時間的に一年に一回しか行えないが、
それでも効果はあるだろう!お前の分も用意してあるから楽しみにしているがいい!
アーハッハッハッハッハッ!ハーハッハッハッハッハッ!」
バフォメット「くぅ!ワシはどうすることも出来ん!」(ワクワク)



時の大勇者

時の大勇者「ありがとう破天荒の大勇者よ、
九尾の妖狐の絵を一度描いてみたかったのだ。」
破天荒の大勇者「構わない。」
妖狐「貴方達、友達なの?」
時の大勇者「ああ、服を着た魔物娘を愛でる物同士だ。」
破天荒の大勇者「私が魔物娘に服を着せて」
時の大勇者「私がそれを絵に描いている。
それに君が彼と戦っている間にいくつかスケッチさせてもらったよ。」
妖狐「えっ!?いつの間に!?」
時の大勇者「私は時を止められるのでな。」
破天荒の大勇者「後で見せてもらう予定だ。」
時の大勇者「さぁ友よ、次はチャイナ服を着た稲荷だ!」
破天荒の大勇者「ああ、行こう。」
妖狐「………本当にあの二人、勇者なのかしら。」




17/07/17 20:00更新 / I to so
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■作者メッセージ
ちょっと息抜きに書いてみました。
新しい大勇者のアイディアが二、三個ほど有るのですが、
いざ文章にすると大変です。
もっと上手くなりたいな……

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