■感想メッセージ Name： Mail： ※メッセージのみor評価のみの投稿もできます。

ナギ「きししっ、ゲイザーのナギだぜ」 ホノカ「サイクロプスのホノカ、です。いつも、お世話になってます、法螺男さん」 ナギ「ネタバレになっちゃうけど、桜花さん、師匠に想いが通じてよかったよな」 ホノカ「そうだね。羽月さんにも救いがあって、ほっと、しました」 ナギ「けど、前に彼方と寄席行って聴いた『宮戸川』と、全然話が違ったんだけど？」 ホノカ「『宮戸川』は、お話が長いから、たいてい前半分で下げちゃうんだって」 ナギ「じゃあ、桜花さんのは滅多に演らない後編だったってわけか……すげえな法螺男さん」 ホノカ「オリジナルの下げを、最後にあの魔物娘（←今度こそネタバレ防止）を登場させて、補完するなんて、『上手いっ』って作者言ってました。他の演目も、魔物娘の特性と上手く絡んでいて楽しかった、です」 ナギ「それそれ。……まあ単眼種としては、『一眼国』も演ってほしかったけどな♪」 ホノカ「ナギちゃん、また無茶振りして……」 ＞妾と本妻が夫を取り合うネタでいい落語 ナギ「ＭＯＮＤＯに聞いたら、『悋気の火の玉』なんかどうだろうって──」 ホノカ「う〜ん、あれだとアンデット大決戦になっちゃうんじゃ……」 ナギ「じゃあ『悋気の独楽』で」 ホノカ「…………」  ナギホノfert.ＭＯＮＤＯ（笑） 18/08/04 12:08

>>MONDO様 ネタフリをして頂けたばかりか、感想まで・・・ありがとうございます！ 「ン？桜花、どうしたんだ急に手紙なんて書いて」 「師、違った囃志さん。ファンから貰った手紙の返事を書いていて・・・」 そう言うと桜花は囃志に二通の手紙を見せた。花柄やパステルカラーを多用したガーリーな手紙で、「ホノカ」「ナギ」とある。 「なんでもこの前の独演会に社会学習の一環で参加したそうで、私の落語を面白いと思って手紙をくれたんです」 桜花の髪を囃志の暖かな手が撫でた。 「桜花、お前もちゃんと落語家してんじゃねーか。落語家が筆まめなのはいいことだぜ。俺の師匠も良く言っていたっけ」 「囃志さんの師匠、一度お会いしたいです」 「止めとけ止めとけ、師匠は女と見れば見境なしだからな。どうせ、今頃奥さんの白蛇に簀巻きにされてるさ」 ―　「外地」ジパング　― ジパングの片隅、寂れた長屋で一人の壮年の男性が妻の白蛇に「簀巻き」にされていた。 ギリギリギリ！ 「アンタ！また他の女に色目使って！！！！！」 「ギブギブ・・・！ただ手握って飲みに誘っただけじゃねーか！」 「そうなの？ふーん・・・・・ギルティ！！！！！」 ギリギリギリギリ！！！ 「それ以上締めたら中身出ちゃうから！！レンジで失敗したたい焼きみたいになるから！！」 ギギィ・・・・ 「あの・・・双葉亭平助様の長屋は此処で合っていますか？」 鈴の鳴るような声に少々過激な夫婦の「営み」を繰り広げる二人が見ると、藍色の着物を着た踝まで黒い艶やかな髪を伸ばした女性が立っていた。 「あ・な・たぁぁぁぁぁ！！！！！！茶屋のおぬいちゃんどころか別の女にも手を出そうとして！！！」 「違うって！！信じてくれよぉぉぉぉぉぉ！！！！」 「あの〜〜〜〜？」 「ん？」 「私・・・入門しに来たんですけど」 「貴方名前は？」 「毛娼妓の・・・・・」 その「魔物」が顔をあげる。 「羽月です」 運命の歯車がゆっくりと、しかし確実に回り始めた。  法螺男 18/08/04 19:50

感想欄でもうヒトネタやっちゃうとか 鯛焼きの尻尾の先まで餡子入って泳ぎだしそうな具合ですな さて、奪い合いは悋気となりますが譲り合いの権助もまた面白かろうかと・・・・ あ！あかんわ 提灯お化けが増えての三つ巴は拙いな・・・  蕎麦と饂飩の啜り別け 18/08/04 22:31

前作もお話も良かったですが、あまり落語に詳しくなかったので、投票だけでした。 魔物娘の特徴を生かして、それを落語の話のネタにする所がいいです。それと登場する方達が魅力的っ！　これからもこういうお話、楽しみにしてます。  ロボット4頭身 18/08/05 20:02

>>蕎麦と饂飩の啜り別け様 お褒め頂き感謝いたします！。 やっぱり、私が執筆する際は損得ナシのＳＳであっても読み手に楽しんで頂くことを第一に考えいるので、この感想はとてもうれしいです。 >>ロボット4頭身様 お読みいただき感謝いたします！ >登場する方達が魅力的っ！ 統一設定で書いているおかげで、キャラクターの造形に時間をかけることができます。そのため「キャラが立っている！」と言われると照れる反面、とても嬉しいです。ありがとうございます！  法螺男 18/08/06 17:14

見事な落語を聞き終わったと思ったらよ、こう外が暑いってぇのに熱々で甘々な蒸し饅頭みてぇなSS出しやがったなぁと思ったら、最後にほろ苦ぇ適度に冷やした渋茶みてぇな余韻を残すってもんだから気が効くねぇ大将！ これで〆かと思えば感想欄に土産がわりにと追加のエピローグを見せちまうってんだから気前がいいじゃねえの！まるでこれ全体で繁盛している茶菓子屋みてぇだなぁオイ！ 決めた！今後もおめえさんの屋号見掛けたらよ、いっちょ引っ掛けていくぜ楽しみだってんだいバカやろへへっ！ ...江戸っ子与太郎風にお送りしました。  もにもとに 18/08/06 18:04

>>もにもとに様 渾身のお江戸言葉での感想、ありがとうございます！ これからも頑張って執筆を続けていきます。  法螺男 18/08/06 19:17

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