ワーウルフをモフモフするだけの小説
夏。
僕はただただ、山を登っていた。
理由は、とても簡単だ。
獣耳魔物娘を、もふもふするためだ!
私の名前は虹野 住人(にじの すみと)
。17歳。童貞。
某有名動画サイトの動画を見る、二次元に夢と彼女を持つ高校2年(今は夏休み)である。
あ、ちなみに部活はパソコン部です。
そして(二次元の)彼女は、獣耳なのだ。
しかし、所詮は二次元。もふもふ(物理)のカッコを外すことは、したくても出来ない。
あきらめて、妄想で我慢していたことが、えっと、彼女(二次元)とつきあい始めて、3年目だから、かれこれ2年8カ月だ。意外と長いものだね。
え?はじめの四ヶ月は何をしていたかって?
勿論、性的な方向だよ。(ドヤァ…)
しかしあるとき、有名検索サイトのニュースの項目に、こんなニュースがあった。
『驚愕「山に出没した獣女!?」』
こんなの見たら、行くしかないっしょ☆
そして今、ニュースに書かれていた、その御山(固有名詞)に上っているのである。
ちなみに今午前二時半、世の中では夜だが、半引きこもりの自分にそんな言葉、意味ないぞ。
そんなこんなで出没した場所に到着。
このあたりに出るらしいんだけど…
するとそこに…
ある〜日(ある〜日)
山の中(山の中)
狼に(狼に)
出会〜った(出会〜った)
夜の獣道〜
狼に出会〜った〜
「…ィヨッシャキタアァァァ!!」
狼耳っ娘ちゃんキター!!
(・∀・)<やったね住人くん!
…いやおまえ誰だよ!?勝手に出てくんなよ!?おれの幸せな時間を返せこの点の目ヤロー!
「グルルルルル…」
おっと、そうウカウカしていられないな。
完全に獣の目。さっきのあの口の形がA逆さにしたっほいやつとは大違いだ。
襲おうとしてるのはわかるが、もう決着はついている。
なぜならこいつは…
僕に襲われるとは思ってないだろうからな!
「ぅおりゃぁぁぁ!!」
「ゑ?う、うわぁぁぁぁ!?」
そんな彼女のすてきな声を無視して、僕はいきなり襲いかかり、そのままその耳をモフり始めた。
あ、結構柔らかい。
「っ!?あっ、ちょっと、あんっ」
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ
どれぐらい経っただろうか。
気付けば、その狼女ちゃんは息を切らして倒れ、僕は上に寝そべってモフモフしていた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ…」
…何で顔赤いんだろうなー何でこんな息切れてるのかなー何でこんなドキドキしてるのかなー…(確信犯)
と、とりあえず逃げて…
ガシッ
「ヘィ!?」
なんか、狼女ちゃんに捕まえられてるんですが…
その時、初めて狼女ちゃんが言葉を発した。
上目遣いで、可愛らしく、小声で。
「そっその、気持ち、よかった、から、また、その、えっと、お耳、触って、いい、から、また、きて、ね?」
こんなこと言われて、来ない方が、どうかしてると思う。
僕はただただ、山を登っていた。
理由は、とても簡単だ。
獣耳魔物娘を、もふもふするためだ!
私の名前は虹野 住人(にじの すみと)
。17歳。童貞。
某有名動画サイトの動画を見る、二次元に夢と彼女を持つ高校2年(今は夏休み)である。
あ、ちなみに部活はパソコン部です。
そして(二次元の)彼女は、獣耳なのだ。
しかし、所詮は二次元。もふもふ(物理)のカッコを外すことは、したくても出来ない。
あきらめて、妄想で我慢していたことが、えっと、彼女(二次元)とつきあい始めて、3年目だから、かれこれ2年8カ月だ。意外と長いものだね。
え?はじめの四ヶ月は何をしていたかって?
勿論、性的な方向だよ。(ドヤァ…)
しかしあるとき、有名検索サイトのニュースの項目に、こんなニュースがあった。
『驚愕「山に出没した獣女!?」』
こんなの見たら、行くしかないっしょ☆
そして今、ニュースに書かれていた、その御山(固有名詞)に上っているのである。
ちなみに今午前二時半、世の中では夜だが、半引きこもりの自分にそんな言葉、意味ないぞ。
そんなこんなで出没した場所に到着。
このあたりに出るらしいんだけど…
するとそこに…
ある〜日(ある〜日)
山の中(山の中)
狼に(狼に)
出会〜った(出会〜った)
夜の獣道〜
狼に出会〜った〜
「…ィヨッシャキタアァァァ!!」
狼耳っ娘ちゃんキター!!
(・∀・)<やったね住人くん!
…いやおまえ誰だよ!?勝手に出てくんなよ!?おれの幸せな時間を返せこの点の目ヤロー!
「グルルルルル…」
おっと、そうウカウカしていられないな。
完全に獣の目。さっきのあの口の形がA逆さにしたっほいやつとは大違いだ。
襲おうとしてるのはわかるが、もう決着はついている。
なぜならこいつは…
僕に襲われるとは思ってないだろうからな!
「ぅおりゃぁぁぁ!!」
「ゑ?う、うわぁぁぁぁ!?」
そんな彼女のすてきな声を無視して、僕はいきなり襲いかかり、そのままその耳をモフり始めた。
あ、結構柔らかい。
「っ!?あっ、ちょっと、あんっ」
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ
どれぐらい経っただろうか。
気付けば、その狼女ちゃんは息を切らして倒れ、僕は上に寝そべってモフモフしていた。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ…」
…何で顔赤いんだろうなー何でこんな息切れてるのかなー何でこんなドキドキしてるのかなー…(確信犯)
と、とりあえず逃げて…
ガシッ
「ヘィ!?」
なんか、狼女ちゃんに捕まえられてるんですが…
その時、初めて狼女ちゃんが言葉を発した。
上目遣いで、可愛らしく、小声で。
「そっその、気持ち、よかった、から、また、その、えっと、お耳、触って、いい、から、また、きて、ね?」
こんなこと言われて、来ない方が、どうかしてると思う。
16/08/11 11:52更新 / 食後の麦茶